山崎賢人、「キングダム」最終章は“ものすごい” (original) (raw)
山崎賢人「キングダム」最終章は“ものすごい映画”、大沢たかおは新木優子に武者震い
2024年6月13日 20:46 6
映画「キングダム 大将軍の帰還」の完成披露舞台挨拶が本日6月13日に東京・TOHOシネマズ 新宿で行われ、キャストの山崎賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名、新木優子、岡山天音、三浦貴大、要潤、高嶋政宏、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏、監督の佐藤信介が登壇した。
原泰久のマンガを実写化した映画「キングダム」シリーズ。最終章「キングダム 大将軍の帰還」では、前作「キングダム 運命の炎」にて、主人公の信と大将軍・王騎が初めて同じ戦場に立った馬陽の戦いの続きが描かれる。山崎が引き続き信に扮し、吉川晃司が王騎の因縁の相手でもある趙国の総大将・龐煖、大沢が王騎を演じた。
山崎は「今日やっと、皆さんに『大将軍の帰還』を観てもらえるということでワクワクしています! ものすごい映画ができました」と述べ、注目してほしいポイントとして「飛信隊の隊長として成長した信の姿や、飛信隊の絆ですね。あとは、ずっと天下の大将軍に憧れて生きてきた信の目線で観てもらうのも面白いかもしれません」と伝える。大沢は「7年前に撮影に入ったときと気持ちがまったく変わらないまま、最後までできたことにほっとしています」と笑顔を見せ、吉沢は「試写で観たときに、戦場のとてつもない熱量を感じて、かっこよすぎて泣きました」と語った。
王騎の副官・昌文役の高嶋は「大沢さんとは昔共演して、もともと友情と信頼はあったんですが、今回の作品でそれがさらに深まりました。ともに乱世を生きる戦友のような感じで、毎日幸せな気持ちでした」と充実感を口にする。同じく王騎の副官である騰役の要は「この言葉に尽きると思うんですけど、大沢さん演じる王騎は今回“レベチ”です」と太鼓判を押した。龐煖とのアクションシーンに挑んだ清野は「吉川さんの手足が本当に長くて、スタイルが“レベチ”だった」と要のワードに被せて笑いを誘いつつ、「自分が思っているところよりもさらに先に剣が来るので、その距離感を合わせていくのがとても難しかったです」と撮影時の裏話を披露した。
本作から同シリーズに参加した新木は、王騎と龐煖の因縁に深く関わる謎多き武将で、王騎にとって大切な存在である摎(きょう)を演じた。新木は「皆さんのチームワークができあがっていて、私はそこに役として存在するだけという状況を作ってくださり、本当にありがたかったです」と述懐。新木について、大沢は「1作目のときから、摎とのシーンを想像しながら組み立ててきた。撮影の前日は眠れなかったし、現場にはここにいるきれいな新木さんとは別人の戦士の摎がいて、武者震いしました」と感慨深げに振り返った。
岡山は自身の役柄に触れ「モンスターのような(強い)キャラクターがいっぱい出てくる中で、一般人代表のようなポジションの尾兄弟ですが、コミカルさだけではなく新しい表情や兄弟にとってのターニングポイントが描かれています」、三浦は「兄弟の絆をすごく感じられますし、幼なじみである信に対する思いもよく出ていると思います」とアピールする。山田は「試写で『キングダム』の世界観が体現されているのを観て、まずは『俳優さんってすげえな』と思いました。僕は、演じた(趙国の将軍・)万極のように目をかっ開いて挑みました」と役作りに言及した。
最後に大沢は「7年前に撮影に入ったときから、この日を夢見てみんなでずっとがんばり続けてきました。コロナ禍で苦しい時期もあったんですが、スタッフ・キャストの『皆さんにいいものを届けるんだ』という思いでここまでたどり着きました」とコメント。山崎は「信とともに成長してきたと思うし、自分自身も信からパワーをもらってきました。本当に面白いので、どんどん作品を盛り上げてもらえたらうれしいです」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「キングダム 大将軍の帰還」は7月12日より全国でロードショー。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記
(c)原泰久/集英社 (c)2024映画「キングダム」製作委員会