星とともにあれ!「マッドマックス:フュリオサ」応援上映 (original) (raw)
星とともにあれ!V8コールに包まれる「マッドマックス:フュリオサ」応援上映
2024年6月14日 18:30 12
「マッドマックス:フュリオサ」の応援上映が6月13日に東京・新宿ピカデリーで開催。タンバリンを使用しての応援やV8ポーズ、「ウェイストランド!」の発声が飛び交うなど大いに盛り上がるイベントとなった。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した戦士フュリオサの若き日々を映し出す本作では、幼い頃に“緑の地”からさらわれた彼女の怒りに満ちた15年間が描かれる。フュリオサをアニャ・テイラー=ジョイ、彼女と対峙する宿敵ディメンタス将軍をクリス・ヘムズワースが演じ、ジョージ・ミラーが監督を務めた。
今回のイベントを主催したのは、数多くの応援上映を手がけるV8J絶叫上映企画チーム。会場には開演10分前より本イベントを待ち侘びていた観客が続々と入場する。そして開演時刻になると、スクリーン付近には扮装したチームスタッフがずらりと勢ぞろい。司会者が登場すると会場は「V8! V8! V8!」のコールに包まれる。「よろしくお願いしマックス!」と挨拶した彼が「もう(本作を)観た方は?」と問いかけると、およそ半数の観客が手を挙げ、中にはシリーズ初見の方も。そしてレギュレーションを説明したあとには「イモータ!」「ディメンタス!」「フュリオサ!」と各キャラの名前を用いた発声練習が行われ、再び「V8!」のコールによって上映が開始された。
「待ってました!」と発声から始まった本編鑑賞では、冒頭からクレジットに合わせて「ジョージ・ミラー!」「オーストラリア!」と叫び声があがる。フュリオサの幼少期を描く序盤では「かわいい!」と反応があったと思いきや、敵からの逃亡劇が映し出されると「逃げて!」「危ないよ!」と呼びかける場面も。そして助けに来たフュリオサの母が登場すると「フー!」という歓声に合わせてタンバリンが鳴り響き、印象的なセリフ「星とともにあれ!」を叫んだ。ディメンタスの登場場面では「Ready,Setty,Go!!」、スメッグがシタデルでウォーボーイズを選別するシーンでは「俺を選べ!」、フュリオサが“ドッグマン”となる場面では「おめでとう!」と声を掛けるなど要所シーンでの反応も欠かさない。とりわけアクションシーンでは、銃撃が決まるたびに「ナイス!」と一体感を見せていた。
さらに、1人荒野に立たされたフュリオサに「どこに行く気だ!」とジャックの声が聞こえる場面では「キャー!」と歓声が。「お前となら組んでもいい」というセリフには「優しい!」「かっこいい!」「素敵!」「イケメン!」と彼の人気ぶりをうかがわせる反応があった。そして物語が終盤に突入すると、フュリオサの左手の秘密が明かされる場面や、一瞬映った“あの人”などのシーンによって会場のボルテージがぐんぐん上昇。じっと固唾を飲む場面もありつつ、「私がフュリオサだ!」「あの男は私が殺す」のセリフで熱量が最大に。エンドロールが流れると「(怒りの)デス・ロードを早く見せて!」と声が上がり、最後に字幕担当者が流れる場面で「アンゼたかしありがとう!」とV8ポーズで感謝を伝えていた。
来場した30代の男性は「前作に比べてみんなが映像に飲まれているようで、声を出すのを忘れている瞬間がありましたね。声を出すイベントなのに、スッと静かになる瞬間が面白かった」とコメント。30・40代の夫婦は「イモータン・ジョーに感動。砦に入るシーンがカッコよかった……」と感慨深げに語り、「盛り上がるところが一緒で、より気持ちが高まりました」と感想を伝える。さらに「この日のためにあえて(本作を)観ないで来た」と述べる50代の男性は「興奮する場所が多すぎて語り尽くせない……」と口にしつつ「応援上映に向いている作品。もっと盛り上げていきたい」と話した。
「マッドマックス:フュリオサ」は全国で公開中。なお6月23日にも同館で応援上映が決定し、来場者には第1弾の応援上映とは異なるデザインのオリジナルうちわが配布される。上映時間は後日公式サイトで発表される予定だ。
(c)2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
映画「マッドマックス:フュリオサ」ファイナル予告
ジョージ・ミラーのほかの記事
ジョージ・ミラーのほかの記事
ジョージ・ミラーの映画作品