橋口亮輔の監督作を3夜連続で上映、リリー・フランキーらが登壇するトークショーも実施 (original) (raw)

橋口亮輔の監督作「ぐるりのこと。」「二十才の微熱」「渚のシンドバッド」を7月1日から3夜連続で上映する企画が東京・ユーロスペースで行われる。

橋口が手がけた「お母さんが一緒」が7月12日に劇場公開されることを記念した本企画。「ぐるりのこと。」では何事もきちんとしたい妻と、法廷画家の夫の10年間が描かれる。木村多江リリー・フランキーがともに本作で映画初主演を果たした。「二十才の微熱」は1989年度のPFFアワードでグランプリを受賞した橋口が、スカラシップを受けて制作した長編劇映画デビュー作。夜はゲイバーで男たちに体を売る大学生を袴田吉彦が演じている。橋口の出身地・長崎を舞台にした青春群像劇「渚のシンドバッド」では、高校生6人の心の揺れを映し出した。キャストには岡田義徳草野康太浜崎あゆみが名を連ねる。

「ぐるりのこと。」は35mm、「二十才の微熱」は16mm、「渚のシンドバッド」は35mmで上映。各作品の上映後にはゲストによるトークショーを予定している。「ぐるりのこと。」回では橋口とリリー、「二十才の微熱」回では橋口と映画評論家・森直人、「渚のシンドバッド」回では橋口と映画監督・奥山大史が登壇。チケットは各上映日の3日前0時よりユーロスペースの劇場サイトで販売される。

映画「お母さんが一緒」公開記念 「ひと」を描く映画監督 橋口亮輔作品 特別上映

東京都 ユーロスペース
料金:1200円均一

2024年7月1日(月)
「ぐるりのこと。」
開映 19:00
<トークショー出演者>
橋口亮輔 / リリー・フランキー

2024年7月2日(火)
「二十才の微熱」
開映 19:00
<トークショー出演者>
橋口亮輔 / 森直人(映画評論家)

2024年7月3日(水)
「渚のシンドバッド」
開映 19:00
<トークショー出演者>
橋口亮輔 / 奥山大史