磯村勇斗ら参加「めくらやなぎと眠る女」日本語版映像 (original) (raw)
磯村勇斗、玄理らが声を吹き込む「めくらやなぎと眠る女」日本語版の特別映像
2024年6月25日 17:00 9
村上春樹の短編小説を原作とする長編アニメーション「めくらやなぎと眠る女」の日本語版特別映像がYouTubeで公開された。
村上の「かえるくん、東京を救う」「バースデイ・ガール」「かいつぶり」「ねじまき鳥と火曜日の女たち」「UFOが釧路に降りる」「めくらやなぎと、眠る女」を音楽家・アニメーション作家のピエール・フォルデスが映像化した本作。大地震によって、人生に行き詰まっていることにすら気付いていなかった人々が自己の中の真実を見つめ、目覚めていくさまが描かれる。日本語版には磯村勇斗、玄理、塚本晋也、古舘寛治、木竜麻生、川島鈴遥、梅谷祐成、岩瀬亮、内田慈、戸井勝海、平田満、柄本明が参加した。
映像は、ある大震災から数日後の東京の様子から始まる。一言も発さずニュース報道を見つめ続けるキョウコと、そんな妻に戸惑う小村。やがてキョウコは「あなたとの生活は空気の塊と暮らすみたい」と手紙を残し、彼のもとを去る。一方で小村が勤める信託銀行の同僚・片桐が帰宅すると、そこには巨大な“かえるくん”が。かえるくんは、さらに大きな地震が来ることを片桐に告げ、自分と一緒に、その原因である“みみずくん”と戦ってほしいと片桐に頼む。
日本語版では深田晃司が演出を担当し、フォルデスが全収録に立ち会って監修を行った。収録は、キャストが映像のキャラクターの動きに合わせて演技し、それをマイクで追いかけるというスタイルで実施され、ウィスパーボイスも印象的に使用されている。
「めくらやなぎと眠る女」は7月26日に東京・ユーロスペースほか全国で公開。英語版には、ライアン・ボンマリート、ショシャーナ・ビルダー、マルセロ・アロヨ、スコット・ハンフリー、アーサー・ホールデンらがボイスキャストに名を連ねた。なお7月1日に日本語版の完成披露上映会が東京・グランドシネマサンシャインで開催。磯村、玄理、塚本らが登壇する予定だ。
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
※古舘寛治の舘は舎に官が正式表記
映画「めくらやなぎと眠る女」日本語版特別映像
(c)2022 Cinéma Defacto – Miyu Prodcutions – Doghouse Films – 9402-9238 Québec inc. (micro_scope – Prodcutions l’unité centrale) – An Origianl Pictures – Studio Ma – Arte France Cinéma – Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
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