「呪葬」に山本英夫、野水伊織、大島てるらコメント (original) (raw)
台湾映画「呪葬」を鑑賞したマンガ家の山本英夫、事故物件サイト管理人の大島てる、映画感想屋声優の野水伊織ら著名人8名よりコメントが到着した。
シェン・ダングイが監督を務めた本作は、“死者の魂が戻ってくる”といわれる初七日の風習から生まれたホラー作品。祖父の葬儀のため、疎遠だった実家に帰郷したシングルマザーのリー・チュンファと娘のチンシェンに不気味な悪夢が襲いかかる。台湾の女性グループS.H.Eのセリーナ・レンがチュンファを演じ、チェン・イーウェン、ナードウらもキャストに名を連ねた。
大島は「その国の文化を知る容易な方法の一つとして、ホラー作品に触れてみるということが挙げられる。その意味で、台湾という国を理解するために、この『呪葬』(原題は『頭七』)を観ることをお薦めしたい」とコメント。野水は「家族の冷たい仕打ちと心霊現象、二つの方向から神経をすり減らされ、陰鬱とした気持ちに突き落とされる因習ホラー。しかしすべてが明らかになる時、恐怖よりも別の驚きに心動かされるかもしれない」とつづった。
あわせて本作の公開日である7月12日に、東京・シネマート新宿にて公開記念トークイベントが実施されることも明らかに。MCをYouTubeチャンネル「マツヲの『horror file』」のマツヲが担当し、文筆業 / 映画評論家のナマニクをゲストに迎えて台湾ホラーの魅力や本作の見どころを語る予定だ。
「呪葬」公開記念 トークイベント
東京都 シネマート新宿
2024年7月12日(金)18:30回上映後
料金:通常料金
<登壇者(予定)>
ナマニク(文筆業 / 映画評論家)
MC:マツヲ(YouTubeチャンネル「マツヲの『horror file』」)
大島てる(事故物件サイト管理人)コメント
その国の文化を知る容易な方法の一つとして、ホラー作品に触れてみるということが挙げられる。
その意味で、台湾という国を理解するために、この『呪葬』(原題は『頭七』)を観ることをお薦めしたい。
私の最も好きな外国-台湾-がよくわかる映画。
山本英夫(漫画家)コメント
恐怖(※1)のチラリズム・・・!
ムキ出しより、エロいホラー(※2)の連続、、、
後半、突風が吹いて、ムキ出しになった時、
ミステリーとラブが垣間見えます・・・!!
ジャガモンド斉藤(映画紹介人)コメント
最後に作品のトーンが急変。単なるホラーではない異様なゾーンに突入し、一気に引き込まれた!
な…なんだこれは! 何映画なんだ!?
家だけじゃない。この映画は何かおかしい!(褒めています)
野水伊織(映画感想屋声優)コメント
家族の冷たい仕打ちと心霊現象、二つの方向から神経をすり減らされ、陰鬱とした気持ちに突き落とされる因習ホラー。
しかしすべてが明らかになる時、恐怖よりも別の驚きに心動かされるかもしれない。
憎悪、愛、家族の絆。人の強い想いは、いともたやすく呪いとなるのだ。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)コメント
閉鎖的で重たい空気と得体の知れない不穏さ、そして悍ましい心霊現象に震える。
と思ったら、エモーショナルな展開が涙腺に刺さったりもする。
帰省したくない! でも帰省したい! 2つの思いが同時に発生して、帰省ダブルバインドに陥りました。
ホラー映画取締役 コメント
「呪詛」「哭悲」に続き、台湾ホラー旋風が今年もやってきた!!
祖父の死をきっかけに帰省した母娘を迎えたのは、最悪の家族団欒。怪異と冷え切った家族関係が絶妙な緩急をつけて襲いくる!!
この恐るべき葬儀に、心してご参列ください。
ナマニク(文筆業 / 映画評論家)コメント
怪現象に見舞われるだけでなく、家族総出でイビられ、娘は難病、おまけに貧乏。
畳みかける不幸に、怖いと言うより不憫すぎて悲しくなってしまった。
これが報われると思ったら、大間違いだから困る。もう止めてあげてください!
レイナス(ホラー通信)コメント
数多ある家ホラーのなかでもこの映画に出てくる“実家”の不穏レベルはトップクラスじゃないでしょうか。
何も起こっていないときですら怖い、何か起こるととんでもなく怖い……。ゾクゾク寒気がしまくるので納涼にオススメです。
※1「恐怖」と書いて「ホラー」と読む
※2「ホラー」と書いて「恐怖」と読む
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