“不適切な接触”を告発される男を描いたトルコ映画が公開 (original) (raw)
虚偽の“不適切な接触”を告発される男を描いた映画「二つの季節しかない村」公開
2024年8月2日 14:00 5
「雪の轍」で知られるトルコの映画監督ヌリ・ビルゲ・ジェイランが手がけた映画「About Dry Grasses(英題)」が、「二つの季節しかない村」の邦題で10月11日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。
トルコ・アナトリア東部の村を舞台とする本作。主人公の美術教師サメットは、冬が長く雪深いこの村を忌み嫌っているが、村人たちからは尊敬され、女生徒セヴィムにも慕われていた。劇中では、ある日彼が同僚のケナンとともに、セヴィムらから虚偽の“不適切な接触”を告発されることから物語が展開される。
サメットを「シレンズ・コール」のデニズ・ジェリオウルが演じたほか、メルヴェ・ディズダル、ムサブ・エキチ、エジェ・バージがキャストに名を連ねる。なお第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門において、ディズダルは本作でトルコ人初となる女優賞を獲得した。
このたび解禁されたポスタービジュアルには、荒涼とした雪景色の中でこちらを見つめる少女の姿と、「果てしなく続く壮大な自然の前で、人間は如何に小さなものか──。」というコピーが収められている。
「二つの季節しかない村」はビターズ・エンドが配給を担当。オンラインムビチケは8月9日より販売される。
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