ジャンヌ・モロー監督作の特集上映が決定 (original) (raw)

ジャンヌ・モローの監督作「リュミエール」「リリアン・ギッシュの肖像」など3本上映

2024年8月7日 11:00 3

ジャンヌ・モローの監督作3本を特集する「映画作家 ジャンヌ・モロー」が10月11日より開催される。

1950年代にヌーヴェルヴァーグを代表する女優として名を馳せ、2003年にはカンヌ国際映画祭のパルム・ドール名誉賞を受賞したモロー。本特集では、彼女が映画監督として創造力を発揮した3作品がスクリーンにかけられる。4人の女優たちの欲望、葛藤、連帯が描かれる監督第1作でモロー自身も出演した「リュミエール」、少女マリーの忘れられない夏休みが紡がれる「思春期」がラインナップ。同作は1986年の日本公開時に「ジャンヌ・モローの思春期」というタイトルで封切られた。

さらに女優リリアン・ギッシュとの対話からその映画への情熱に迫ったドキュメンタリー「リリアン・ギッシュの肖像」も上映。「リュミエール」「リリアン・ギッシュの肖像」は日本の劇場では初めての上映となる。40代で初めて映画監督を務めたモローの作品には、さまざまな年代の女性たちの率直な言葉や飾り気のない姿を収録。モローは「私は女たちを称賛している。ありのままの姿を彼女たちに示そうと思った。男たちが示す形ではなく」とも語っており、ビジュアルには「女が女の映画をつくるということ」という彼女の言葉が添えられた。

「映画作家 ジャンヌ・モロー」は東京・新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次開催される。

(c)1976-1979-1983 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS

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