腕が触手に変化する女子高生の死闘描く「キラークイーン」1週間限定レイトショー(写真19枚 / 動画あり) (original) (raw)

SF特撮スプラッターアクション映画「キラークイーン/Beyond School」が、11月9日から東京の池袋シネマ・ロサにて1週間限定でレイトショー上映。前日譚にあたる短編「キラークイーン/BEGINS」も併映となる。

本作の主人公は、宇宙生物に寄生され、危機を察知すると腕が触手に変化してしまうスーパーヒーロー・業力レイナ(ごうりきれいな)。高校生活最後の夏、レイナは行方不明になった友人を探すため狂気の運命と対峙する。キャストにはサラハ愛子愛鈴梨菜子深崎ゆづき松岡武政石神リョウ山田竜弘シュポン・タチバナ富永有治大山きか武井祐樹みやたにが名を連ねる。監督・撮影・照明・編集・VFXを「白獣」「abend」の高橋佑輔が担当。脚本は高橋とみやたにたかしが手がけた。

映画評論家の松崎健夫は本作について「商業作品に対するアンチテーゼを掲げながら、愚直な映画製作に挑む孤高の姿勢に日本映画の未来を嘱望させる」とコメント。YouTubeでは予告編が公開中だ。なお本作は、10月24日から北海道で開催の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2024」ゆうばりセレクション長編部門に選出されている。

「キラークイーン/Beyond School」予告編

松崎健夫 コメント

高橋佑輔監督は自主映画「白獣」で氷点下の極寒地で自然光による撮影を敢行したが、今作では特殊造形にこだわり、極力CGに依らない特撮を実践。商業作品に対するアンチテーゼを掲げながら、愚直な映画製作に挑む孤高の姿勢に日本映画の未来を嘱望させる。