グレッグ・アラキが“若者の終末”描いた2作品上映 (original) (raw)
グレッグ・アラキ監督作「ドゥーム・ジェネレーション」「ノーウェア」のデジタルリマスター版が公開される。
ティーンエイジャーを主人公に、同性愛者のリアルライフを一貫して描いてきたアラキ。彼は異性愛を常識とする当時の概念や、それを支えてきた映画の在り方に対抗した1990年代のニュー・クィア・シネマを牽引し、インディカルチャーの旗手として知られる。アラキなりの反骨精神あふれるパンクなやり方で“若者の終末”を描いた「ドゥーム・ジェネレーション」「ノーウェア」、そして「トータリー・ファックト・アップ」の3作品は“ティーン・アポカリプス・トリロジー”と称されている。
「ドゥーム・ジェネレーション」にはローズ・マッゴーワン、ジェームズ・デュヴァル、ジョナサン・シェック、「ノーウェア」にはデュヴァル、レイチェル・トゥルー、ネイサン・ベクストン、キアラ・マストロヤンニ、デビー・マザールが出演した。なお今回の上映では、そのストレートな性表現から公開当時やむなくカットされたシーンが含まれるため、2作品ともレーティングはR15+に指定された。
「ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版」は11月8日、「ノーウェア デジタルリマスター版」は11月15日より東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で順次公開。
※「ドゥーム・ジェネレーション」はR15+指定作品
※「ノーウェア」はR15+指定作品
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