グレッグ・アラキが“若者の終末”描いた2作品上映 (original) (raw)

グレッグ・アラキ監督作「ドゥーム・ジェネレーション」「ノーウェア」のデジタルリマスター版が公開される。

ティーンエイジャーを主人公に、同性愛者のリアルライフを一貫して描いてきたアラキ。彼は異性愛を常識とする当時の概念や、それを支えてきた映画の在り方に対抗した1990年代のニュー・クィア・シネマを牽引し、インディカルチャーの旗手として知られる。アラキなりの反骨精神あふれるパンクなやり方で“若者の終末”を描いた「ドゥーム・ジェネレーション」「ノーウェア」、そして「トータリー・ファックト・アップ」の3作品は“ティーン・アポカリプス・トリロジー”と称されている。

「ドゥーム・ジェネレーション」にはローズ・マッゴーワンジェームズ・デュヴァルジョナサン・シェック、「ノーウェア」にはデュヴァル、レイチェル・トゥルーネイサン・ベクストンキアラ・マストロヤンニ、デビー・マザールが出演した。なお今回の上映では、そのストレートな性表現から公開当時やむなくカットされたシーンが含まれるため、2作品ともレーティングはR15+に指定された。

ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版」は11月8日、「ノーウェア デジタルリマスター版」は11月15日より東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で順次公開。

※「ドゥーム・ジェネレーション」はR15+指定作品
※「ノーウェア」はR15+指定作品

(c)1995 UGC and the teen angst movie company (c)1997. all rights reserved. kill.

グレッグ・アラキのほかの記事

グレッグ・アラキのほかの記事

グレッグ・アラキの映画作品

グレッグ・アラキの映画作品

開始5秒で心をつかまれた「ロッキー」

池松壮亮×石井裕也「本心」TELASA、J:COM STREAM、みるプラスで配信