森田望智が「ザ・トラベルナース」で元地下アイドルの看護師に (original) (raw)
10月17日にテレビ朝日系で始まるドラマ「ザ・トラベルナース」に森田望智が出演。元地下アイドルのナース・中村柚子役で登場する。
本作は、岡田将生と中井貴一が主演を務めたドラマの続編。一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(ナース・プラクティショナー)」を持つ優秀なトラベルナース・那須田歩に岡田、物腰はやわらかいが理不尽な体制や思想を広島弁で一刀両断するスーパーナース・九鬼静に中井が扮する。
森田が演じる柚子は、歩と静の新たな勤務先となる基幹病院・西東京総合病院で働く新米ナース。地下アイドルとしては花開かず、生活のために看護師に転身したものの、ポンコツな仕事ぶりを見せている人物だ。
森田は「柚子ちゃんは何かを一生懸命やって、それが認められなかった時や失敗しちゃった時に傷つきたくなくて、どこか斜に構えていたり、少し自分に壁を作って人との距離感をものすごく図っている子なんじゃないかなって思っています。心の内を見せない彼女がどう変わっていくのか、私自身も楽しみです」と述懐。連続テレビ小説「虎に翼」で共演した岡田については「初めてご一緒する方が多い今回の現場にも、ずっと親族という間柄を演じてきた岡田さんがいてくださるのは、とても心強くてありがたいです」と語った。岡田からのコメントは以下の通り。
また寺島しのぶ、安達祐実、野呂佳代、池谷のぶえ、浅田美代子が前作に続いて出演することがわかった。寺島は西東京総合病院の看護部長となった愛川塔子、安達と野呂はフリーランスのナースに転身した金谷吉子と森口福美、池谷は看護師寮の寮母からおむすび店の店員に転職した土井たま子、浅田は看護師紹介所を立ち上げた西千晶を演じる。
「ザ・トラベルナース」は毎週木曜21時からオンエア。「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズの中園ミホ、「エンジェルフライト」の香坂隆史が脚本を執筆し、「Re:リベンジ-欲望の果てに-」の金井紘、「マルス-ゼロの革命-」の片山修、前作にも参加した山田勇人が演出を手がける。
なお動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)では、2022年放送の「ザ・トラベルナース」が配信中。
木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」
テレビ朝日系 2024年10月17日(木)スタート 毎週木曜 21:00~21:54
※初回は拡大スペシャルで22:00まで放送
岡田将生 コメント
森田さんとは今、「虎に翼」でご一緒させてもらっているので、ご本人に直接「すでに出来上がっているチームに途中から参加することほど怖いものはないし、とても緊張するものですが、『ザ・トラベルナース』のチームは温かいので安心して来てください」というお話をしました。森田さんは不思議でミステリアスな印象なんですけど、芝居には本当に貪欲かつ真摯に向き合っていらっしゃるんです。その姿をずっと見てきたので、心から信頼していますし、僕も安心して森田さんと一緒にお芝居ができるなと思っています。
森田望智 コメント
出演オファーを受けたときの気持ち
2年前に前作をオンタイムで見ていて、那須田さんと九鬼さんの掛け合いなどを楽しんでいたので、「あの中に入れるんだ! あのやりとりを見られるんだ!」と思い、すごくうれしかったです。
新米ナース・中村柚子をどのように演じていこうと考えているか
柚子ちゃんは元地下アイドルで、今は看護師をやっているけど、どこか情熱を100%かけられているわけではない役どころだと、監督からお聞きしました。監督のお話を受けて、柚子ちゃんは何かを一生懸命やって、それが認められなかった時や失敗しちゃった時に傷つきたくなくて、どこか斜に構えていたり、少し自分に壁を作って人との距離感をものすごく図っている子なんじゃないかなって思っています。心の内を見せない彼女がどう変わっていくのか、私自身も楽しみです。
撮影現場の雰囲気は?
撮影初日から、前作で培われたチームワークを感じました。この現場はすごくあったかくて、みんなが心を許し合っている関係なんです。その中に入れるのはすごい心地いいですし、私も早くこの空気に溶け込みたいなって思っています。
岡田将生の印象
朝ドラ「虎に翼」ではピシッとした役を演じていらっしゃるので、現場での立ち姿もシッカリとした雰囲気でしたが、「ザ・トラベルナース」の現場ではとってもゆるりとされている感じがします。でも、どちらの現場でも変わらず包容力があって、いつも温かく見守ってくださる優しい方です。実は、岡田さんとは「虎に翼」の撮影現場で「次も一緒だね」という話をしたのですが、その時も安心感に包まれました。初めてご一緒する方が多い今回の現場にも、ずっと親族という間柄を演じてきた岡田さんがいてくださるのは、とても心強くてありがたいです。
視聴者へのメッセージ
お一人おひとりのキャラクターがシッカリと内面まで描かれるのを、すごく楽しみにしています。みんなとの掛け合いが多い会話劇になっていますので、視聴者の皆様にも会話の心地よさや空気感を楽しんでいただけたらいいなと思っています。