ダリオ・アルジェントの“動物3部作”を特集上映 (original) (raw)

特集上映「ダリオ・アルジェント 動物3部作」が11月8日より東京・新宿シネマカリテ、Strangerにて開催される。

極彩色の悪夢的なビジュアルと先鋭的な音楽を融合し、ホラー映画を官能的なアートへと昇華させたイタリアの映画監督ダリオ・アルジェント。本特集では、彼の監督デビュー作となった「歓びの毒牙」(英題:The Bird With The Crystal Plumage)、盲目の元新聞記者が連続殺人事件を追うサスペンス「わたしは目撃者」(英題:The Cat o' Nine Tails)、誤って殺人を犯した男の行く末を描いた「4匹の蝿」(英題:Four Flies on Grey Velvet)を上映する。アルジェントが1969年から1971年に発表したこれらの作品は、いずれもタイトルに動物の名が含まれていることから「動物3部作(アニマルトリロジー)」と呼ばれている。

本企画の監修を手がけたアルジェント研究会代表・矢澤利弘は「公開から50年以上を経て、ますます輝き続けるアルジェントの初期の傑作が新しい字幕で劇場公開される。なんて贅沢で幸せなことだろう。巨匠の胎動をぜひ映画館で感じていただきたい」とコメント。YouTubeでは予告編が解禁された。

特集上映「ダリオ・アルジェント 動物3部作」予告編

ダリオ・アルジェント 動物3部作

2024年11月8日(金)~ 東京都 新宿シネマカリテ、Stranger

上映作品

矢澤利弘 コメント

動物3部作は若き日のダリオ・アルジェントが70年代前半に立て続けに放った鋭い3本の矢。「サスペリアPART2」も「サスペリア」も、これらの映画がなければ決して生まれなかった。公開から50年以上を経て、ますます輝き続けるアルジェントの初期の傑作が新しい字幕で劇場公開される。なんて贅沢で幸せなことだろう。巨匠の胎動をぜひ映画館で感じていただきたい。

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