スティーヴ・マックィーンによる4時間超ドキュメンタリー (original) (raw)

スティーヴ・マックィーンがナチス占領下のアムステルダムの歴史に迫る「占領都市」公開

2024年10月2日 16:00 3

「それでも夜は明ける」のスティーヴ・マックィーンが監督を務めた4時間11分のドキュメンタリー映画「Occupied City」が、「占領都市」の邦題で12月27日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開されることが決定。このたび日本版ポスタービジュアル、予告編、場面写真が一挙解禁された。

マックィーンの妻であり、歴史家のビアンカ・スティグターによる著書「Atlas of an Occupied City (Amsterdam 1940-1945)」をベースにした本作。オランダの首都・アムステルダムが、第2次世界大戦中の5年間ナチスドイツの占領下に置かれた歴史を、同地を第2の故郷として暮らすマックィーンが「二度と繰り返さないために」と映画化を構想した。本作ではアーカイブ映像やインタビューによる回想はあえて使わず、子供たちの声が響く公園、美しいレンガ造りの家といった130カ所に及ぶ“現場”を35mmフィルムで捉え、計り知れぬ恐怖の日々を体感させる。長尺作品のため、上映中にはインターミッションが1回設けられる予定だ。

このたびYouTubeで公開された映像には、現在のアムステルダムにあるさまざまな場所と、住民たちのごく普通の日常が切り取られている。撮影監督は、ポール・ヴァーホーヴェンなどと仕事をともにしてきたレナート・ヒレッジ、音楽は「aftersun/アフターサン」のオリバー・コーツが担当し、A24が製作を手がけた。日本では今年3月に「TBSドキュメンタリー映画祭2024」の海外招待作品としてプレミア上映が行われており、配給はトランスフォーマーとTBSテレビが担当する。

ドキュメンタリー映画「占領都市」予告編

(c) 2023 De Bezette Stad BV and Occupied City Ltd. All Rights Reserved.

スティーヴ・マックィーンのほかの記事

スティーヴ・マックィーンのほかの記事

スティーヴ・マックィーンの映画作品

スティーヴ・マックィーンの映画作品

ロボット・ドリームズ

私にふさわしいホテル

1

明石家さんまが芸能界のタブー破った“禁断の一日”をドラマ化、さんま役は草彅剛

2

紅白歌合戦 出場者予想2024

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。占領都市 / スティーヴ・マックィーン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。