芳根京子「雪の花」で和太鼓演奏、松坂桃李も称賛 (original) (raw)
芳根京子「雪の花」で和太鼓演奏に初挑戦、特訓3カ月の成果に松坂桃李が感嘆
2025年1月21日 7:00 2
映画「雪の花 ―ともに在りて―」の新場面写真が解禁。芳根京子が挑んだ和太鼓演奏シーンが切り取られている。
吉村昭の小説を「雨あがる」の小泉堯史が映像化した本作は、疱瘡(天然痘)が流行した江戸時代末期を舞台に、町医者・笠原良策が私財を投げうち種痘(予防接種)を普及させようと奮闘する物語。松坂桃李が良策、芳根が妻・千穂に扮し、役所広司が良策を導く蘭方医・日野鼎哉(ひのていさい)役で出演した。
千穂には「男之助」と呼ばれるほどの、良策には見せていない一面があった。新場面写真には、緊張感ある雰囲気の中で鋭いまなざしを投げかける千穂が捉えられている。和太鼓演奏に初挑戦した芳根は、クランクインの約3カ月前から練習を行っていたそうで「練習期間は、毎日プロテインを持ち歩いていました」と回想。周囲から「太鼓の作品を撮影していると思っていた」と言われるほど腕をパンパンにさせていたが、彼女は「監督が何度も練習を見に来てくださっていて、その姿を見たらメソメソしていられない」と自らを奮い立たせて撮影に臨んだ。
芳根の姿を隣で見ていた松坂は「すごいですよね」と称賛し、「(太鼓奏者の)役とかではないのに、そういうシーンがあるということで3カ月練習して、それをやることによって人物の厚みが出る。説得力がすごくありました」と振り返る。そして本番、カットがかかるまで3分以上太鼓をたたき続けた芳根は、松坂を含む共演者たちから大きな拍手を浴びてガッツポーズ。オールアップの際に「あの日はすごいやり切ったなっていう夜でした」と充実感をのぞかせていた。
「雪の花 ―ともに在りて―」は1月24日に全国で公開される。
©2025映画「雪の花」製作委員会