「おいし泣き」ディーン・フジオカが30年後の主人公に (original) (raw)
長尾謙杜(なにわ男子)と當真あみが共演した映画「おいしくて泣くとき」の本予告がYouTubeで公開。あわせてポスタービジュアル、追加キャスト、主題歌情報が解禁された。
森沢明夫の同名小説を「こはく」「こん、こん。」の横尾初喜が映画化した本作。幼い頃に母親を亡くした心也と家に居場所がない夕花は、“ひま部”を結成し心の距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。心也は行き場のない思いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待ち続ける。突然の別れから30年後、夕花の秘密が明かされる。長尾が心也、當真が夕花を演じた。
このたび出演が発表されたキャストは9名。心也の父・耕平に安田顕、心也の亡き母・南に美村里江に扮した。30年後の心也を演じたディーン・フジオカは「このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています」と語っている。このほか水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵も出演する。
主題歌はシンガーソングライターであるUruが楽曲「フィラメント」を書き下ろした。同じ森沢原作の映画「夏美のホタル」の主題歌が自身のデビュー曲という縁も。「フィラメント」については「人の温かさや、誰かを想う事で強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです」と語っている。主題歌を聴いた長尾、横尾、森沢によるコメントは以下の通り。予告はYouTubeで公開中だ。
「おいしくて泣くとき」は、4月4日より全国でロードショー。
映画「おいしくて泣くとき」本予告
安田顕 コメント
出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました。
その後、森沢明夫さんの原作を拝読し、感動。
大好きな小説。大好きな映画に出会えました。是非、ご覧ください。
ディーン・フジオカ コメント
本作では、子ども食堂の存在がテーマのひとつとして描かれています。
私自身がこれまで“FamBamフードドライブ”という食品寄付活動に取り組んできたこともあり、この役を演じることが子ども食堂の支援活動へと繋がれば、という願いも込めて今作に挑みました。
このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています。
長尾謙杜 コメント
主題歌「フィラメント」を聴いて
この歌を聴いた時、とても映画にぴったりだと感じました。
心也と夕花の日々が詰め込まれた歌詞で、僕は撮影の日々をすぐ思い出しました。
映画を観られる方は曲を聴くだけでたくさんのシーンがふわっと頭に浮かんでくるんじゃないかな?
Uruさんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、
「おいしくて泣くとき」の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております。
Uruさんの歌声で「おいしくて泣くとき」をより華やかにして頂き、大変嬉しく思います。
横尾初喜 コメント
主題歌「フィラメント」を聴いて
Uruさんの優しくも芯のある歌声が、心也と夕花の心の中を映し出してくれているようで
初めて聞かせていただいた時、心震えました。
書き下ろしていただき本当にありがとうございます。
映画とともに、この歌がたくさんの方々の心に届くことを願っています。
森沢明夫 コメント
主題歌「フィラメント」を聴いて
初めて「フィラメント」を聴いたとき、切なくも優しい心也と夕花の心情が胸に沁みてきて、思わずウルっとしてしまいました。心に傷を負いつつも必死に未来を見詰める人たちの救いとなる「応援歌」にも聴こえます。
Uru コメント
起きていることは辛く苦しい事なのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。
10年という言葉が歌詞に出てきますが、私もこれまでの10年を振り返る事ができましたし、これからの10年の中で、心也や夕花のように変わらず自分らしさと小さな夢を燃やし続けていこうと思えた作品です。
苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました。
人の温かさや、誰かを想う事で強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです。
主題歌を歌わせていただき、ありがとうございました。
©︎2025 映画「おいしくて泣くとき」製作委員会