没後10年、マノエル・ド・オリヴェイラ特集開催 (original) (raw)

特集上映「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」が、4月18日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次開催決定。このたびポスタービジュアルと特報が解禁された。

100歳を超えても映画を作り続け、現役最高齢の映画監督として世界中の尊敬を集めたマノエル・ド・オリヴェイラ。2015年4月に106歳で死去してから没後10年となる今年、その偉大な功績を振り返る特集上映が実現する。ラインナップは、国内劇場初公開を含む5作品。すべてデジタルリマスター版での公開となる。

小説「ボヴァリー夫人」を翻案した文芸映画「アブラハム渓谷」は、尺が15分伸びた完全版を2K修復版にて初公開。このほか、オリヴェイラの死後に公開することが言付けられていた自伝ドキュメンタリー「訪問、あるいは記憶、そして告白」、貴族たちの晩餐会が驚愕の展開を見せていく喜劇的なオペラ映画「カニバイシュ」、拳銃自殺を遂げたポルトガル文学を代表するカミーロ・カステロ・ブランコの最期の日々をつづった「絶望の日」、ルイス・ブニュエルの監督作「昼顔」の38年後を描いた「夜顔」が並んだ。

YouTubeで公開された映像は、オリヴェイラの作風を特徴付ける各作品のカットで構成。音楽は「絶望の日」で流れるリヒャルト・ワーグナーの楽曲「パルジファル」の前奏曲が使用された。ビジュアルには、「アブラハム渓谷」でレオノール・シルヴェイラが演じたヒロインの姿が収められている。キャッチコピーは「真なる現実へ。」。

オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集

2025年4月18日(金)~ 東京都 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか

上映作品

特集上映「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」特報

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