野木亜紀子が脚本賞、これからもよき設計図を目指す (original) (raw)

野木亜紀子「ラストマイル」でキネ旬脚本賞、これからも“よき設計図”を目指して精進

2025年2月20日 19:56 15

ラストマイル」の野木亜紀子が、2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画脚本賞を受賞。本日2月20日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われた表彰式に出席した。

「ラストマイル」は、ショッピングサイトの巨大物流倉庫から配送された段ボール箱が爆発したことから物語が展開していくノンストップサスペンス。塚原あゆ子が監督を務め、満島ひかりと岡田将生が共演し、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の世界線と交差する“シェアード・ユニバース・ムービー”として大きな注目を集めた。

野木は「何かの間違いじゃないか?と、受賞のメールを3回くらい見直しました」と話し出し、「いわゆるエンタメで、テレビのドラマとつながっていないとはいえ、そこから派生した映画を選んでいただけたことに感謝しています」と続ける。そして「もとは映画を志していたはずがドキュメンタリーに従事して、全財産が400円しかない時期もありながらなんとか脚本家になりました。約30年かかりましたが、何一つ無駄なことはありませんでした」とこれまでを回想。「この賞をゴールではなく、始まりとしたい」「映画・ドラマは私1人では作れない総合芸術の世界。皆さんが全力で関わることのできる、脚本というよき設計図を書けるように精進していきます」

なお映画ナタリーでは、引き続き表彰式の模様をレポートする。

この記事の画像(全2件)

開始5秒で心をつかまれた「ロッキー」

2

サザンオールスターズ特集を5時間オンエア、10年ぶりアルバムリリース記念して

3

マヂラブ野田の新ゲーム番組「野田クリの野望」始動、“野田将軍”の家臣に青木マッチョ&しんや

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。ラストマイル / 野木亜紀子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。