アダム・ウォンらが来日、「私たちの話し方」OAFFで上映 (original) (raw)

アダム・ウォンらが来日、香港映画「私たちの話し方」日本初上映に観客から大きな拍手

2025年3月15日 15:10 4

香港映画「私たちの話し方」(原題「看我今天怎麼說」)が本日3月15日に第20回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)で日本初上映され、大阪・テアトル梅田で行われたトークイベントに監督のアダム・ウォン(黄修平)、撮影監督のレオン・ミンカイ(梁銘佳)が登壇した。

「私たちの話し方」では、聴覚障害を持つ3人の若者が友情に支えられながら、それぞれの道を見出していこうとするさまが描かれる。本作での演技が高く評価されジョン・シュッイン(鍾雪瑩)が第61回金馬奨で最優秀主演女優賞を獲得。ネオ・ヤウ(游學修)、マルコ・ン(吳祉昊)もキャストに名を連ねた。

チケットが完売し、満員となった本作。上映終了後には大きな拍手が起こった。アダム・ウォンは大阪アジアン映画祭に参加するのが4回目であることに触れ、「戻って来られて、非常にうれしいです!」と挨拶。そして「聴覚障害を持つ友人はいましたが、耳の聞こえない方たちに特有の文化があるということを知ったのが5年前でした。自分たちを誇らしく思っていらっしゃる方がとても多く、その方たちのお話に感動し、この作品を作ることにしたんです」と振り返る。

レオン・ミンカイは「この作品のオファーをもらったとき、アダムから『1番重要なのはリアリティ』と言われたんです。人工内耳や手話を使って、世界の人々とコミュニケーションを取る姿をリアリティを持って描いてほしいと。私はいかに誠実に表現していくかを考えました」伝えた。

なおトーク時間が短く、終了時には会場から残念がる声が。そんな声に応えるように、アダム・ウォンとレオン・ミンカイはその後ロビーに残り、ファンとの交流を楽しんでいた。

第20回大阪アジアン映画祭は3月23日まで大阪・ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館にて開催。「私たちの話し方」は3月20日にも上映される。

香港映画「私たちの話し方」予告編

第20回大阪アジアン映画祭(OAFF2025)

2025年3月14日(金)~23日(日)大阪府 ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館

スペシャル・オープニング作品

コンペティション部門

特別注視部門

インディ・フォーラム部門

特集企画<タイ・シネマ・カレイドスコープ 2025>

特集企画<台湾:電影ルネッサンス 2025>

特集企画<Special Focus on Hong Kong 2025>

特別招待作品部門

芳泉文化財団協賛企画《映像研究助成》

泉文化財団協賛企画《映像研究表彰》

特別上映 《VIPO Film Award の成果》

クロージング作品

アダム・ウォンのほかの記事

アダム・ウォンのほかの記事

アダム・ウォンの映画作品

アダム・ウォンの映画作品

「ごくせん」第3シリーズ、本日からTVerで配信

開始5秒で心をつかまれた「ロッキー」

「ごくせん」第3シリーズ、本日からTVerで配信

稲葉友がドラマ「ムサシノ輪舞曲」で正門良規のライバルに、市川由衣も出演

2

GLAYベストアルバム2作の発売日決定、キャリア初のCDプレイヤー付き限定盤も販売

3

後藤まりこ、吉田豪と離婚

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。アダム・ウォン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。