「ベター・マン」監督マイケル・グレイシーが制作を回想 (original) (raw)
“夢を追うこと”がテーマ、「ベター・マン」監督マイケル・グレイシーが制作を回想
2025年3月21日 21:00 2
映画「BETTER MAN/ベター・マン」より、監督のマイケル・グレイシーによるインタビューコメントが到着した。
本作では、ボーイズグループ・TAKE THATのメンバーとして1990年にデビューし、その後ソロアーティストとして世界的に成功したロビー・ウィリアムスの波乱に満ちた人生が描かれる。彼の姿はサルのビジュアルで表現された。
グレイシーの映画監督デビュー作「グレイテスト・ショーマン」で主演を務めたヒュー・ジャックマンは、役作りのうえで、常に「ロビー・ウィリアムスのように」と言及していたという。グレイシーは「ショーマンシップでも、自信に満ちた態度でも、音楽性でも、どんなパフォーマンスでも、必ずロビー・ウィリアムスを引き合いに出すというのが、この映画に携わるスタッフ全員の間でジョークになるほどでした」と述懐する。
その経緯から、グレイシーはウィリアムスに会いにいくことに。意気投合した2人は、ウィリアムスの人生について振り返るようにもなる。グレイシーは1年半もの間、ウィリアムスとの会話を録音したと明かし「彼の中のストーリーテラー、彼の中のパフォーマーは、自分が歩んできた人生を語るのが好きで、我々は形式張らず、ありのままの、自然な語り口を残すことができました」と語った。
そしてグレイシーは撮りためた録音データを並び替え、起承転結のある物語になるかどうかを判断。映画という形に残すことに手応えを感じた彼は、共同脚本家と録音データを脚本に落とし込む作業を行った。グレイシーは「目を閉じて、どんな映画になるかを想像してみましたよ。すると、彼の物語には普遍的なテーマがあったのです。それは、夢を追うということ。鏡の中の自分を見てありのままを愛し、今の自分を受け入れることができる、ということです」と回想している。
「BETTER MAN/ベター・マン」は、3月28日より全国ロードショー。ジョノ・デイヴィス、スティーブ・ペンバートン、アリソン・ステッドマンもキャストに名を連ねた。
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映画「BETTER MAN/ベター・マン」予告編
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