久保史緒里と平祐奈が「ネムルバカ」を仲良く連日鑑賞 (original) (raw)
久保史緒里と平祐奈が「ネムルバカ」連日鑑賞、綱啓永&樋口幸平は“スパイスコンビ”
2025年3月22日 13:09 12
映画「ネムルバカ」の公開記念舞台挨拶が本日3月22日に東京・新宿ピカデリーで開催され、キャストの久保史緒里(乃木坂46)、平祐奈、綱啓永、樋口幸平、監督の阪元裕吾が登壇した。
石黒正数の同名マンガを実写化した本作では、大学の女子寮で同じ部屋に住む入巣柚実と、その先輩・鯨井ルカの日常が描かれる。打ち込むものもなく古本屋でバイトをする柚実に久保、夢を追いかけてバンド活動に励むルカに平が扮した。また入巣の大学の同級生・田口を綱、田口の友人・伊藤を樋口が演じる。
公開を迎えた心境を聞かれた久保は「こんなにドキドキすることはないというくらい緊張していたんですが、皆さんの元に届いてうれしいです」と述懐する。平が「Xでも皆さんが感想を書いて盛り上げてくれてうれしかったです。私と(久保)しーちゃんは2日連続で観ていて」と言うと、久保も「10時間くらい前にこの劇場にいました! 初日に観て、もう1回観たくなって」と役さながらの仲良しぶり。映画グッズの“ルカパーカー”を着てペアルックをしたとも話すと、男性陣からは「誘ってほしかった!」とブーイングが出て会場に笑いが起こる。
綱は「やっと公開したなという気持ちです。何度でも楽しんでいただきたいですし、親友の前田拳太郎も観に行ってくれたみたいで『超タイプな映画』だと。めちゃくちゃうれしかったです」、樋口は「(Xなどに)いいコメントを書いてくださる方ばかりで。それに友人や共演した俳優さんが、知り合いが出ているからということではなく、映画そのものが気になって観てくれたようで『面白かったよ』と連絡をくれたのがすごくうれしかった」と笑みを浮かべる。また阪元は「原作ものが初めてだったので、マンガファンの方々にどう受け止められるのか不安もありました。でも原作ファンの皆さんにも届いているような感想もたくさんあり、ホッとしました」と安堵の表情を見せた。
「お気に入りのシーンは?」という質問が飛ぶと、樋口は「僕たち4人が海辺でしゃべっている場面で僕はオールアップだったんですが『俳優になってよかった、こういうシーンをやってみたかった』と思いました。僕は大学生活を送っていないので、伊藤というキャラクターでそれを味わえてよかったです」と語る。綱は「入巣とルカ先輩の空気感がすごく好き」と話して入巣が米をこぼすシーンを挙げ、平は「ネムルバカ」の映画タイトルが登場するタイミングについて「しびれました!」とコメントした。
久保は、入巣ら4人が集合するファミレスの場面に触れ「監督がとても楽しそうに撮影していました」「劇場でお客様に一番ウケていたのが、田口と伊藤の駐車場での掛け合いでした」と振り返る。綱が胸を張って「俺ら、この映画のスパイスになりたかったから」と言うと、樋口も「俺も同じこと言おうと思ってた!」とうれしそうな表情。そして樋口は「主演のお二人がすごすぎて、1人の人物をまっとうに“生きている”なというのが伝わってきました。僕らの役割は、笑えるシーンをいかに映画に乗っけられるかだと思っていました。2人は本当にすごいなと尊敬しています」とたたえた。
イベント中には主題歌「ネムルバカ」のMVが披露された。MVに使われた写真は、キャストたちがフィルムカメラで撮ったもの。その写真を見ながら久保が「(綱と樋口の)2人が自撮りをしすぎていて(笑)」「1人1台だったのに、2人はそれぞれ5台ぐらい使ってて」と指摘すると、平も「自撮りの仕方がね。急に撮るからブレブレで写ってないし」と続ける。それを聞いた綱は「文句多くない!?」と返して観客の笑いを誘った。
最後に平は「挑戦がたくさんあった役でした。この作品とスタッフ・キャストの皆さんに出会えて、一生の宝物です。心に響く言葉もたくさんあり、ずっと大切にしていきたいなと思っています」と述べる。久保は「出会った瞬間からこの作品が大好きになりました」「私とたいちゃん(平)も実際に観てみて『もう1回みんなに会いたい』と思って、劇場に戻って来てしまいました。ぜひ皆さんもまた劇場へ会いに来てくださったらうれしいです」と伝え、イベントは終了した。
「ネムルバカ」は全国で上映中。
映画「ネムルバカ」主題歌「ネムルバカ」映画オリジナルMV
©︎石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会
映画「ネムルバカ」本予告
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