ティモシー・シャラメの“踊る”卓球シーン解禁 (original) (raw)

映画「マーティ・シュプリーム」ティモシー・シャラメの“踊る”卓球シーン解禁

2026年2月6日 17:00 1

A24の映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」本編の一部がYouTubeで解禁。ティモシー・シャラメ演じる主人公マーティ・マウザーがロンドン世界選手権の準決勝に臨むシーンが収録された。マーティは対戦相手に「楽しもう」と持ちかけ、試合では許されないようなプレーで観衆を沸かせていく。

本作は1950年代を舞台に、卓球人気の低いアメリカで世界を夢見るマーティが、選手資格のはく奪、渡航資金の枯渇など度重なる困難を前に一発逆転で成り上がろうとする物語。準決勝でマッチポイントを迎えたマーティは、勝利を確信し、この先は観客を楽しませようと画策する。踊るようなバックハンドで打ち返したり、息でボールを浮かせたりと、現代の試合では考えられないプレーを披露するのだった。

監督のジョシュ・サフディは、撮影時にシャラメと対戦相手であるクレツキ役のルーリグ・ゲーザに、夢を追うことで得られるドーパミンが爆発する“喜び”のシーンだと説明したという。「勝利するためだけではなく、楽しむため、そして喝采を浴びるためにプレーする。マーティとクレツキは、アスリートであると同時にダンサーであり、人を鼓舞するエンターテイナーなんです。ボールがある中で、2人が完璧に呼吸を合わせるのは本当に難しい。でも彼らは“踊る”ようにプレーしていました」と振り返る。

サフディのお気に入りは、一連のショーが終わり、最後にポイントを譲ってもらったマーティが小さく笑う瞬間だ。「1人じゃないと気付く瞬間。孤独な人間同士が、ほんの一瞬つながる。それこそが、この映画の核心なんです」と、その魅力を語る。さらに「彼がどうやって周囲の人間を巻き込んでいくのか。彼の中にある燃えるような欲望や情熱が、どうやって他人に感染していくのか。それこそがマーティを美しい人物にしているんです」とコメントしている。

本作で卓球選手を演じるにあたり、7年間も卓球のトレーニングをしてきたシャラメ。「計り知れないほど価値があった」というその7年間を、彼はこう振り返る。

「肘の位置、手首、特にバックハンド。素人っぽく見えるかどうかは、そういう細部で決まります。本来なら何年もかかる技術を、カメラの前で成立させる必要がありました。俳優として、あるコミュニティを表現する責任があると思っています。画面上で“本物”に見えるだけの時間をちゃんとかけないといけない。その世界の人が観たときに、『これはちゃんとしてる』と思ってもらえるレベルでなきゃ。ジョシュは今もっとも才能ある監督の1人だし、プロダクションチームも最高だった。そんな環境で、役作りの努力を怠る理由なんてありませんでした」

なお、映像にはマーティが試合に招待する元有名女優のケイ役でグウィネス・パルトロウも登場。実況の声は、サフディがかつて「グッド・タイム」でタッグを組んだロバート・パティンソンが担当している。

「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」は、3月13日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。日本時間3月16日に授賞式を控える第98回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門にノミネートされている。

映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」本編映像(ロンドン世界選手権準決勝)

©2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」本予告

この記事が役に立ったらいいね!をお願いします

いいね!をすると、Xのタイムラインであなた向けのナタリーの記事が表示されやすくなります。

いいね!する

ティモシー・シャラメのほかの記事

ティモシー・シャラメのほかの記事

ティモシー・シャラメの映画作品

ティモシー・シャラメの映画作品