波瑠×麻生久美子がW主演、新ドラマ4月スタート (original) (raw)

波瑠麻生久美子がダブル主演を務める新ドラマ「月夜行路 -答えは名作の中に-」が、日本テレビ系で4月にスタートするとわかった。

秋吉理香子による小説「月夜行路」をもとにした本作。主人公は、文学を愛するミックスバーのママであり、自身もトランスジェンダー女性の野宮ルナと、浮気中の夫とわがままな長男長女に振り回される悩み多き専業主婦・沢辻涼子だ。対照的な2人だったが、涼子の抱える20年前の“ある後悔”をルナが見抜いたことから、彼女たちは大阪へ旅に出ることに。そこで2人は殺人事件に巻き込まれてしまうのだった。劇中では、ルナが夏目漱石、太宰治、江戸川乱歩、谷崎潤一郎らの名作文学の知識をフルに生かし、事件の真相と入り組んだ人間ドラマを紐解いていくさまが描かれる。

ルナを波瑠、涼子を麻生が演じる。波瑠は「最初のきっかけは涼子さんの初恋を追いかけるためですが、そこから様々な事件が起きたり、いろいろな真実と出会ったりする2人の姿が青春のようにも感じられて、(原作・脚本を)読みながらとてもワクワクしました」とコメント。麻生は「名作文学が数多く登場し、それと事件が重なり合いながら、文学の知識を使って謎を解いていくという構成もとても新鮮でした。『こんな切り口があったんだ』と感じるほど、新しいミステリーだと思います」とアピールした。原作者・秋吉と、プロデューサー・水嶋陽のコメントも下部に掲載している。

「月夜行路 -答えは名作の中に-」は毎週水曜22時から放送。脚本はドラマ「最愛」や映画「傲慢と善良」で知られる清水友佳子が手がけ、演出を「コタツがない家」の丸谷俊平と「私たちはどうかしている」の明石広人が担う。

波瑠・麻生久美子 コメント

原作・脚本を読んだ感想

波瑠

全く違う生活を送っている全くタイプの違う2人が、ふとしたきっかけで出会い、そこから大冒険のような旅に出かけていく……。
最初のきっかけは涼子さんの初恋を追いかけるためですが、そこから様々な事件が起きたり、いろいろな真実と出会ったりする2人の姿が青春のようにも感じられて、読みながらとてもワクワクしました。事件が起こるたびに先が気になって、ルナさんの事件の解決の仕方も新しい切り口で、その物語にすごく引き込まれました。

麻生久美子

とても面白くて、一気に最後まで読んでしまいました。特にラストが本当に素晴らしくて、かなり驚きました。まったく想像していなかった展開だったので、「これは視聴者の皆さんもきっと驚かれるだろうな」と思いながら読み進めていました。
名作文学が数多く登場し、それと事件が重なり合いながら、文学の知識を使って謎を解いていくという構成もとても新鮮でした。「こんな切り口があったんだ」と感じるほど、新しいミステリーだと思います。

演じる役について

波瑠

ルナは本当にいろいろな面を持った人です。バーのママというのは、イメージするにとても華やかだと思うのですが、古き良き文学がすごく好きで、聖地巡礼をするような一面も持っています。人生の背景も含めていろんな経験をして、いろんな自分と向き合ってきた人なんだろうなと思います。そして、私も「バーのママ役をやらせてもらえるようになったんだ!」って思いました(笑)。

麻生久美子

涼子は、いわゆる“普通の主婦”として物語に登場しますが、家庭の中で強い孤独を感じている女性だと思います。きっとそうではなかった時期もあったはずですし、周囲から見れば違って見える部分もあるかもしれません。でも本人は、自分の世界がとても狭くなってしまったと感じている。実際に、子どもたちから「世界が狭い」「視野が狭い」と言われてしまう場面もあって、それがまた涼子の心に影を落としている部分でもあります。
私は個人的に“主婦”という存在をとても尊敬しています。家庭を支え続けることは、本当に大きな力が必要だと思うからです。ただ涼子の場合、「母親であること」だけが自分の役割になってしまい、自分自身を見失いかけている部分があるのかな、と感じました。
ルナと出会い、旅をしていく中で、少しずつ本来の自分を取り戻していく。その過程がとても丁寧に描かれている物語だと思います。

トランスジェンダー女性を演じることについて

波瑠

今のルナがいる背景は、とても大切にしたいと考えています。
もちろん私は当事者ではないため、監修として関わってくださっている当事者の方々の意見を大切にしながら取り組んでいくつもりですが、その上で私自身の考えでいうと、ルナは「“今の自分”がある女性」だと思っています。
今の自分の前には、必ず過去の自分がいる。それは誰にでもあることだと思いますが、トランスジェンダーであるルナの場合は、それゆえに、多くの悩みやエネルギーを使った時間があったはず。そうした背景を大切にしながら、役作りをしていきたいと思っています。
また、ルナは文学が好きで、バーのママでもあるなど、ひとつの側面だけではない、いろいろな個性を持った女性として見てもらえたら嬉しいです。

14年ぶりの共演について

波瑠

ずっと変わらないのが、大先輩に失礼なんですけれど「可愛らしい方だなあ」と。本当に可愛い先輩なんです。あとやっぱり面白い! 楽しい、可愛い、面白い先輩です!

麻生久美子

波瑠さんは、昔からとてもしっかりされていました。14年前に初めて共演した時も、自分の考えをきちんと持っていて、それを言葉にして伝えてくれる方だな、という印象が強く残っています。今もその芯の部分は変わらず、本当に素敵な年齢の重ね方をされているなと感じます。一緒にお芝居をしていても、とても心強い存在です。

波瑠

当時は本当に子どもだったので……恥ずかしい記憶ばかりで……(笑)。

もし2人で旅に出るなら?

波瑠

愛犬と一緒にドライブとか!

麻生久美子

ワンちゃんと一緒に行ける場所がいいですね。ドッグランがあったり、一緒に泊まれるホテルがあるような場所で、のんびり過ごせたら楽しそうだなと思います。

波瑠

ワンちゃんと一緒にカヤックに乗りたいです! 自分も犬も元気なうちにやっておきたいですね。いつ老いがやってくるかわからないので、ワンちゃんとアクティビティしてみたいです。

麻生久美子

うちの子は少し怖がりなので、アクティブなことは難しいかもしれませんが(笑)、それでも一緒に自然の中で過ごせたら素敵ですね。

視聴者へのメッセージ

波瑠

日本の有名文学作品について学びながら、それを糸口に事件を解決していくという新しい切り口のミステリーになります。名前は知っているものの、恥ずかしながらきちんとは理解できていない作品をこの機会に学ぶことができそうで、私もとても楽しみにしています。ぜひ皆様も一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

麻生久美子

名作文学とミステリーが融合した、とても新しいジャンルの作品になっています。一話ごとに事件が起こり、続きが気になってどんどん見てしまう作品だと思います。最後までご覧いただければ、きっと驚きとともに、すっきりとした余韻を感じていただけるはずです。ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。

秋吉理香子 コメント

これまでもさまざまなバディの物語が描かれてきましたが、もっと多様な関係性が描かれてもいいのではないか、という思いが、この作品の出発点でした。
教科書に載っているなど、誰もが聞き覚えのある有名文学作品が、事件の謎ときのヒントになったらおもしろそうだと思いつき、この作品を楽しみながら書きました。
まさかの連続ドラマ化のお話をいただき、しかも波瑠さんと麻生久美子さんという長年ファンでいたお二人に主演していただけるなんて、まだ信じられず、夢のようです!
そして脚本も、これまたファンであった清水友佳子さんに手掛けていただくことができました。
わたしの“推し”ばかりという、これ以上望めないほどの布陣です。
このドラマをきっかけに、たくさんの人にこの素敵なバディと文学の魅力を知っていただけたら嬉しいです。
文学が道しるべとなる新感覚なミステリー行路を、どうぞ見届けてください!

水嶋陽(プロデューサー / 日本テレビ コンテンツ制作局)コメント

「自分の選択を愛せる人生を送ってほしい」これは第一話で、波瑠さん演じるルナが、歩んできた人生に迷いを抱く麻生久美子さん演じる涼子に送った言葉です。
誰にでも忘れられない過去や、蓋をしてしまった後悔があると思います。この物語はそうした“人生の忘れ物”に再び向き合うために、二人が旅に出るところから始まります。そして人生の気づきをくれるのは毎話フォーカスが当てられる、太宰治、江戸川乱歩、谷崎潤一郎などの日本が誇る名作文学の数々。こんな美しいコンセプトで、極上のミステリーエンターテインメントに仕上げてくださった原作・秋吉理香子先生。そして先生と何度も話しあい、コミカルで温かく、心打つ会話劇へと紡ぎ上げてくれた脚本の清水友佳子さん。お二人のおかげで最高のストーリーが誕生しました。
演じるのは、14年ぶりの共演となる波瑠さんと麻生久美子さん。凜とした知的な佇まいの波瑠さんが、文学オタクのママであるルナを。人生に迷う家族思いの主婦・涼子を、とてもチャーミングな麻生久美子さんが演じてくださるなんて、既にこの旅、楽しみでなりません!
ぜひ視聴者の皆さんも水曜の夜は、笑って泣けて文学も学べるルナと涼子の二人旅に、ご同行いただけるとうれしいです!

「月夜行路 -答えは名作の中に-」番組情報

放送局・放送日時

日本テレビ系 2026年4月スタート 毎週水曜 22:00~

スタッフ・キャスト

原作:秋吉理香子「月夜行路」
脚本:清水友佳子
演出:丸谷俊平 / 明石広人
音楽:Face 2 fAKE
トランスジェンダー表現監修:西原さつき / 若林佑真 / 白川大介
出演:波瑠 / 麻生久美子 ほか

この記事の画像(全2件)

この記事が役に立ったらいいね!をお願いします

いいね!をすると、Xのタイムラインであなた向けのナタリーの記事が表示されやすくなります。

いいね!する