ディーン・フジオカ、岩田剛典に母性本能くすぐられる (original) (raw)

映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」の完成報告会が本日5月12日に東京・グランドハイアット東京で行われ、キャストのディーン・フジオカ岩田剛典EXILE三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、新木優子広末涼子村上虹郎佐々木蔵之介小泉孝太郎稲森いずみ椎名桔平、監督の西谷弘が登壇した。

本作は、アーサー・コナン・ドイルによる小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの1編「バスカヴィル家の犬」をモチーフとしたミステリーエンタテインメント作品。“人を襲う不気味な魔犬”の伝説がささやかれる島を舞台に、犯罪コンサルタントの誉獅子雄と元精神科医の若宮潤一が、ある誘拐未遂事件の犯人捜索に奔走する様子が描かれる。2019年放送のドラマ「シャーロック」に引き続き、フジオカが獅子雄を、岩田が若宮を演じた。

劇場版での獅子雄と若宮の関係性を尋ねられたフジオカは「リモートバディですね」と回答し、「遠隔でやり取りをしながら事件を解決していく、新しいアプローチが前面に出てきています」と説明。ひさびさの撮影であったことを受けて岩田は「ブランクがあったはずなんですけど、最初の段階からすんなりと若宮に戻ることができて。(フジオカとの)あうんの呼吸がまだ生きていたなと感じました」と振り返った。またフジオカは“相方”である岩田について「岩ちゃん(岩田)の母性本能をくすぐる技術も進化しました」「普段は思慮深い岩ちゃんですが、若宮としていろいろうまくいかない姿がかわいいんですよ。自分の中にも母性があるんだなあと思いましたね」と話し、会場を沸かせた。

物語の舞台となる蓮壁家のリフォームを担当する冨楽朗子を演じる広末は、撮影を振り返り「やっぱり犬(とのシーン)が大変でしたね。階段を上がる場面で犬が登ってこれず、何度もやり直しました。私と岩ちゃんさんは相当息が切れているシーンだったので、酸欠になって倒れるんじゃないかと思いました」と回想。岩田は「本当に大変でしたね。広末さんは優しくて、ずっとワンちゃんに声をかけてリラックスしたムードを作ってくれました」と語った。

最後にフジオカは「キャスト1人ひとりが持つ物語、文脈が緻密に重層的に組み込まれています。最低でも2回くらいはひっくり返されると思います。ぜひ劇場でご覧ください」と本作の魅力を紹介した。

「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」は6月17日より全国の映画館で公開される。

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