眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司が「せかいのおきく」出演 (original) (raw)

黒木華×寛一郎×池松壮亮「せかいのおきく」に眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司が出演

2022年12月22日 17:00 3

黒木華が主演を務め、寛一郎池松壮亮が共演した「せかいのおきく」の第2弾キャストが明らかに。眞木蔵人佐藤浩市石橋蓮司が出演していることがわかった。

“人と人のぬくもり”と“いのちの巡り”をモノクロ映像で描く本作。眞木は、黒木演じる主人公おきくが文字を教える寺の住職・孝順に扮する。おきくの父で、元勘定方ながら今は貧乏な長屋暮らしをしている源兵衛役で佐藤が出演。そして、おきくと同じ長屋に住む元早桶屋の孫七を石橋が演じた。

阪本順治が監督を務めた本作について、眞木は「世界に誇れる江戸時代から日本独自のPermaculture(パーマカルチャー)をトピックにしている所も見所の一つだと思います」とコメント。佐藤は「昔ながらの丁寧な造りの時代劇、何人も観やすい今風な造りの時代劇。二極化が進んでいくであろう昨今の時代劇ですが、『せかいのおきく』は何方にも属さない新しい青春時代劇映画です」と述べている。

なお本作は、オランダ現地時間1月25日から2月5日に開催される第52回ロッテルダム国際映画祭のビッグスクリーンコンペティション部門にノミネート。映画祭のプログラマーであるクリスティーナ・アシェンブレネロヴァは「武士時代の終わりを舞台に、環境および階級問題を背景に描かれたロマンス作品。『せかいのおきく』には、他の時代劇にはない全てがある。阪本順治監督は、汚物のユーモアと鋭い視点を完璧に取り入れることで、彼特有の大胆さを時代劇に反映し、観客に驚きと大きな喜びを与える」と語った。

「せかいのおきく」は4月28日に全国で公開。

眞木蔵人 コメント

江戸時代の庶民の心の拠り所であるお寺の住職役、孝順をやらせていただきました。
現在では想像もできないくらいの理不尽な事だらけの時代に少しでも安心、温もり、生きている事の喜び、笑顔を与えられる、少しお茶目な住職を意識し演じました。
この作品で世界に誇れる江戸時代から日本独自のPermaculture(パーマカルチャー)をトピックにしている所も見所の一つだと思います。
そして阪本監督がメガホンを握ることにより更に素晴らしい作品になった事を確信しています。

佐藤浩市 コメント

昔ながらの丁寧な造りの時代劇、何人も観やすい今風な造りの時代劇。
二極化が進んでいくであろう昨今の時代劇ですが、「せかいのおきく」は何方にも属さない新しい青春時代劇映画です。
この青春汚穢時代劇を是非楽しんでください!

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