小沢健二とは? 1968年生まれ神奈川出身の男性シンガーソングライター。1991年のフリッパーズ・ギター解散後、本格的なソロ活動を始め、「犬は吠えるがキャラバンは進む(後に「dogs」に改題)」「LIFE」「球体の奏でる音楽」という3枚のアルバムをリリース。ソウルやジャズ、ヒップホップなどをミックスした独自のポップサウンドが、幅広い層から支持を集める。その後、国内での音楽活動を休止し1998年に渡米。しばしの沈黙を経てニューヨークで録音したアルバム「Eclectic」を2002年に発表し、R&BやAORに傾倒した音作りに注目が集まる。2006年にはエレクトロニカテイストの作品「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」をリリース。2010年5月からは約13年ぶりとなるライブツアー「ひふみよ」で全国をまわり、2012年3月からは東京オペラシティにて12夜にわたるコンサート「東京の街が奏でる 小沢健二コンサート 二零一二年 三月四月」を行った。
明日3月22日に放送がスタートする「日本人と東大」は、日本と東京大学の150年の歩みをたどる特別シリーズ。企画段階から制作チームと何度も対話を重ねたという小沢は、番組が描いていくテーマを音楽で表現するため、新曲「演歌がいいから Premix」を書き下ろした。
楽曲について小沢は「オープニングとエンディングの三味線のフレーズが浮かび、そこから作った『空想の演歌』という感じです」と説明。「5月31日には歌バージョンと、あと小さなお洒落なものを出します」とアナウンスしている。