水いらず新アルバム「水を捨てよ、内へ還ろう」 (original) (raw)

水いらずが8月29日に2ndフルアルバム「水を捨てよ、内へ還ろう」をリリースする。

今年2月にメンズブランド・amokのランウェイ音楽を担当するなど活動の幅を広げている水いらず。彼らがフルアルバムを発表するのは約5年ぶりとなる。辻本秀太郎(B)は自身のXで「1曲を作るのに1年費やしたり、何度も合宿に行ったり、膨大な時間をかけて丁寧に作った渾身の作品です」と制作の日々を述懐している。

収録曲のうち、2023年12月発表の「uturu」は米山ミサ()、マーティ・ホロベック(SMTK、Answer to Remember)、下田開登(PICNIC YOU)を迎えて擬態語や擬声語をテーマに制作された。楽曲について佐藤征史(くるり)、paya(幽体コミュニケーションズ)、あだち麗三郎からのコメントが寄せられている。また2022年10月発表の「bakeru」は妖怪や都市をテーマにした作品で、ケチャや民謡の要素を融合させた“土着とポップが交差する”音像を味わうことができる。

なお「uturu」「bakeru」は12inchシングル「uturu / bakeru」として先日リリースされた。12inchシングルには2曲のリミックス版も収められ、「uturu」はベン・ノブトが、「bakeru」はCwondoがそれぞれリミックスを手がけた。これらは各ストリーミングサービスで配信中。

水いらず「uturu」推薦コメント

佐藤征史(くるり)

なんて自由な音楽!

最初に持った印象はそれでした。

しかし、それは視点や表現する内容と方法の話であって、音楽としては構築美を感じます。

自然にストーリーが進むよう秩序だっていて、楽器の使い方も必要な音しか鳴ってませんと胸を張って言えそうな構成。

民族音楽からエクスペリメンタルなものまで、様々なルーツは見えるのですが、結果的にそれらが全部日本的な「和」に帰結しているので、 どこか懐かしく聴ける音楽でもあり、真のミクスチャー・ロックだなとも思いました。

そして最終的に「好きだよ」で小難しいことはどうでも良くなって、楽しくリピートしちゃう、ポップさ加減が好きです。

paya(幽体コミュニケーションズ)

(二つの目と二つの耳しか持たない)

一滴の雫として、葉から滴り落ちて地表で弾けるまでに周囲の景色をあまねく受け取ることはできない。

例えば鏡で、景色を映すことはあっても、鏡に落とされたインクの色が景色に移ることはない。裏側を除いても別の景色が広がるばかりの一枚。

それぞれがそれぞれの履歴に紐づいた台詞を持っていて、それぞれの地点からそれを提出する。人の指で群像を差して、また折って数えることはできない。それでも観察は続く。

挨拶はもうとっくに終わっていて、風邪をひきあったり言ってないことを読み取ったり距離を変えたりする。

それってもう「好き」ってことじゃんね、と思う。

あだち麗三郎

凄まじい衝撃。

波?あれ?

もう再生ボタンを押した時のことが思い出せないくらいのトリップ。

あぁ言葉の、脳の神経の運動としての(通り過ぎるものとしての)

本来の状態ってこんな感じだと思っている。

それを具現化するなんて。

尊敬と感謝の念で溢れています。

水いらず「uturu / bakeru」収録曲

SIDE A

01. uturu
02. uturu(ベン・ノブト Remix)
03. uturu(Instrumental)

SIDE B

01. bakeru and enjiru
02. bakeru
03. bakeru(Cwondo Remix)
04. bakeru(Instrumental)

膨大な時間をかけて丁寧に作った渾身の作品です / 辻本秀太郎(水いらず)

水いらず「uturu」Official Music Video

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