めだか×Perfume、コラボ満載のコヤソニ (original) (raw)
11月3日から昨日5日まで、大阪・インテックス大阪5号館と2号館を使って開催された「KOYABU SONIC 2017 supported by タウンワーク」。3日間で3万2200人を動員し、大盛況のうちに幕を下ろした。
小籔千豊が自身の尊敬する大好きなアーティストと芸人を呼ぶ、というコンセプトはそのままに3年ぶりの復活を果たした「コヤソニ」。今年はアーティスト34組、芸人39組が集結し、池乃めだかとPerfume、すっちー&吉田裕とSCANDAL、ダイアンとスチャダラパーなど、貴重なコラボも繰り広げられた。
3日目、最初のアクトはトータルテンボス藤田、野性爆弾くっきー、2丁拳銃・小堀らのバンド・THE SESELAGEES。野性爆弾はネタブロックにも出演し、ガリットチュウ福島と共にダウンタウン浜田&小川菜摘のネタで笑わせた。池乃めだかはPerfumeのステージで「俺をナメてるみたいやな。ネクタイ外したらどうなるか知っとるか!」と吉本新喜劇のやり取りをスタートさせる。ネクタイを外し、「(自分の身長と)長さが一緒や!」と言い放つとPerfumeの3人もずっこけてみせ会場を沸かせた。さらにそのまま4人で「チョコレイト・ディスコ」を歌唱。その様子を見ていた宇都宮まきは彼らのパフォーマンス後、囲み取材で「めだか師匠が聴いたことないであろう若い女の子たちの素敵な歌を一生懸命練習されて、本番で完璧に歌われる姿を見て、同じ舞台上で涙が出ました。『コヤソニ』のいいところはこういうコラボ企画があるところ。おじいちゃんががんばっている姿を見られることもすごい」と感極まっていた。
同じく3日目に出演したSCANDALは吉田裕を相手に乳首ドリルに挑戦。1日目のスチャダラパーはダイアン津田扮する小さな鈴木雅之を小沢健二役に迎えて「今夜はブギー・バック」を披露し、ダイアン西澤扮する太秦の役者・岸大介はそのうしろでフィレオフィッシュが入った紙袋を抱えながら右に左にウロウロして盛り上げた。また、最終日にはスペシャルゲストとして笑福亭鶴瓶が登場し、小籔とトークを展開するひと幕も。前日の22時頃に「明日行けるようになったから行くわ」と連絡があったそうで、小籔は吉本新喜劇を大切にしてくれる鶴瓶に感謝する。
「コヤソニ」が復活したのは、小籔を中心とするバンド・吉本新喜劇ィズの結成がきっかけ。バンドは「SUMMER SONIC」など大きなステージを経験し、先日シングル「Luck book new joy play?」でCDデビューも果たしたが、小籔は「僕らのバンドはまだ“ごまめ”の状態。『芸人にしたらまあまあ』みたいなところから『バンドもええやん』とたくさんの人に思ってもらえるよう、10年後に『あのときは下手やったけどうまくなったよな』と言ってもらえるように、この10年がんばりたい」と成長を誓った。
リンク
- KOYABU SONIC 2017 supported by タウンワーク
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