紅しょうが「THE W」優勝の要因は… (original) (raw)
紅しょうがが12月9日、“一番面白い女性”を決める賞レース「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」(日本テレビ系)で優勝。生放送直後に開かれた記者会見に出席した。
ハイツ友の会、変ホ長調、梵天が顔を揃える1stステージBブロックを、相撲部屋の出待ちを題材にしたコントで勝ち抜いた紅しょうが。最終決戦ではスカートがめくれてしまった女性のコントを披露し、Aブロック勝ち上がりのスパイク、Cブロック勝ち上がりのエルフを抑えて「THE W」7代目女王に輝いた。紅しょうがには優勝賞金1000万円に加え、日本テレビの各番組に出演できる権利、優勝記念特番を制作してもらえる権利などが副賞として贈られる。
会見で勝因を聞かれた紅しょうがは「強いネタが2本いると思っていたので、やっとそれをちゃんとできたんじゃないか」「圧が増したと思います」と分析する。また今後の夢を尋ねられるとと稲田は「婚活のためにネタをしてるので、パンツを見せたり、まげを結ったりするのはつらい部分もありましたが、それを受け入れてくれる人と出会えればいいなと思います」、熊元プロレスは「ネタはもっと磨いていきたい。あと『お疲れさ~ん』というギャグが流行ったらいいなと思っています。人気者になりたいというタイプではあるので(笑)」と話していた。
紅しょうが コメント
──優勝直後に涙も流されていましたが、今の率直な心境は?
稲田:「本当に優勝したんかな」という気持ちです。涙は勝手に流れてきました。
熊元プロレス:なんかカッコつけてるな……。
稲田:何かで優勝できたことがなかったのでうれしいです。
熊元:コンビ結成から10年なんですけど、そのうちの半分は「THE W」に出ている。ネットでは「紅しょうがは『THE W』レギュラー」とか言われてたので、ありがたいですけど卒業できればと思っていました。それを10年目で……(長い沈黙)。
稲田:……えっ、終わり?
熊元:今ので終わりです(笑)。一番好きなネタでとれてよかったです。
──ネタはどのように決めましたか?
熊元:我々は“ちょうどいいライン”で品がないと思ってまして、その感じを落とし込めたネタを選びました。私たちはどちらも品がないので(笑)。
──優勝賞金の使い道は?
稲田:焼肉かな。けっこういい焼肉を。
熊元:それは人に出してもらったら?(笑) 私はけっこう人にお世話になってるんですよ。お友達にも融資してもらったり。
稲田:融資!? 借りてるんですよね!?
熊元:いや、まったく逆のことです。ここから忙しくなると思うので、月々の返済に充てたいのと、行きつけのホストの方にも充てさせていただきたい。あと大阪から出てくるときに何も考えずに歯を1本抜いてしまったんですよ。入れられるあてもないのに。優勝賞金でやっと歯が入れられるぞと思いました。歯を抜いてしまうと、前後の歯がそこに寄ってくると言われたので夜に手で矯正していたんですよ。トロフィーを入れようかな(笑)。
──優勝に際して、今までの決勝と違ったことは?
稲田:強いネタが2本いると思っていたので、やっとそれをちゃんとできたんじゃないかと思っています。
熊元:自分の中では「圧」。自分らのチャームポイントなので。
稲田:「圧」ってかわいいか?
熊元:自分により磨きをかけるという意味で、圧が増したと思います。
──これから出る番組や共演者で楽しみなのは?
稲田:「DayDay.」に出られるということで、我々が朝の番組に向いているのか、楽しみに見ていただきたいです。
熊元:「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」はずっと見ているので、あの番組だけは圧を弱めて、小学生の子と楽しめたら。あと今日の出番前に観ていた「満天☆青空レストラン」の口になっているので、それにも出たいです。
稲田:「青空レストラン」の口ってなんやねん!
──東京進出してよかったこと、変わったことは?
稲田:「より負けられない」という気持ちになりました。上京した以上は今までの自分らの成績を下回ることはできない。優勝への思いが強くなったと思います。
──今後の夢は?
稲田:俳優さんと結婚する以外で?(笑) 私は婚活のためにネタをしてるので、パンツを見せたり、まげを結ったりするのはつらい部分もありましたが、それを受け入れてくれる人と出会えればいいなと思います。
熊元:優勝という目標は達成しましたけど、ネタはもっと磨いていきたい。あと「お疲れさ~ん」というギャグが流行ったらいいなと思っています。人気者になりたいというタイプではあるので(笑)。
──最後に、先ほど「歯を抜いた」と言っていましたが、その理由は?
熊元:パンッパンに腫れていたので。