「華大どんたく」開幕!さんまの登場に大歓声 (original) (raw)
本日2月10日、コンビ結成33周年を迎えた博多華丸・大吉のイベント「博多華丸・大吉 presents 華大どんたく supportedバイ 洋服の青山」が福岡PayPayドームで開催されている。華丸大吉が地元・福岡と芸能生活を支えてくれたすべての人々への愛を込めて、33年間で培った人脈をフルに生かす「愛と人脈の総力戦」というこのイベント。ナインティナイン、中川家、チュートリアル、フットボールアワー、千鳥、ダイアン、かまいたち、見取り図ら人気芸人たちが続々出演する。
赤い法被を羽織ってステージに登場した博多華丸・大吉。その下には新調したスーツを着用し、気合いのほどを覗かせる。「華丸!」「どんたく!」のコールアンドレスポンスで会場一体となって開幕宣言。9時間半の公演だが、大吉は「この光景を見たら芸人さんはテンション上がって長くなる。下手したら11時間になる(笑)」と予想してみせた。
最初のネタステージのトップバッターを飾ったのはかまいたち。大観衆を前に濱家が「ビートDEトーヒ」の振りを踊る場面もありながら、伸び伸びと漫才を披露する。令和ロマンや中川家らによるネタステージに続いて展開された「どんたく大運動会」と題したコーナーでは、華大とほぼ同期のベテラン勢と、見取り図率いる若手チームがさまざまな競技で対決。開会宣言を務めるゲストとして明石家さんまが登場すると会場は大歓声に包まれ、ナインティナイン岡村とみっちり練習したというお約束のノリにも大喜びだった。
途中でマスコミ向けに囲み取材の場が設けられ、宮川大輔、ケンドーコバヤシ、かまいたち、見取り図が出席。3万人規模の会場に立ったことについて、かまいたち濱家は「華大さんを象徴したようなイベント。もう今後、こんなところで漫才することはないと思う」と興奮気味に話しつつ、「福岡に来る飛行機の中でマンガ『BLUE GIANT』を読んで、火照った状態で楽屋入りした。トップバッターやし、攻めなあかんなと思って、持ち時間4分だったけど10分くらいやって、ややウケでした(笑)。熱くなりすぎるのはよくない」と苦笑いする。
華大と同期の宮川大輔は「これだけ集められる華大がすごい。そういうコンビが同期にいるのは心強い。おじいちゃんおばあちゃん、年配の方もいて、あったかい気持ちになった。ナイナイもいますし(NSC大阪)9期生ってすごい期やなと。自分もがんばらないと」と刺激をもらった様子で、ケンドーコバヤシは「PayPayドームが福岡ドームと呼ばれていた頃、『レスリングどんたく』というイベントがあって、獣神サンダー・ライガー対初代タイガーマスクという不透明なエキシビションマッチが行われた。『今度は本気でやりますね』と佐山(聡)が言っちゃって、変な空気になっちゃったのを、華大さんが振り払ってくれた。この会場に苦手意識があったが、変えてくれた」と意外な角度から華大に感謝。かまいたち山内が「東京で会うときよりも華丸さんが10歳くらい若く見えた。東京で溜めていた分をここで使ってる。本拠地だと若返る」と話すと、一同納得していた。