「相棒」水谷&反町「この代でも映画作れてホッとした」 (original) (raw)

「相棒」東京プレミア、水谷豊&反町隆史が「この代でも映画が作れてホッとした」

2017年1月24日 17:46 20

相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」の東京プレミアが、本日1月24日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、水谷豊反町隆史らキャスト14人が登壇した。

本作は、水谷扮する主人公・杉下右京と、彼のもとに送り込まれる“相棒”が事件解決のため奮闘する刑事ドラマ「相棒」シリーズの劇場版最新作。反町扮する4代目相棒・冠城亘が登場して以来、初の映画版にあたる。

作品のイメージカラーであるピンクのカーペットが敷かれた会場には、まずレギュラーキャストの鈴木杏樹川原和久山中崇史山西惇神保悟志小野了片桐竜次が登場。そして2代目相棒・神戸尊役の及川光博、警視庁総務部広報課長・社美彌子役の仲間由紀恵が姿を現すと、ファンから黄色い声援が。劇場版ゲストの北村一輝山口まゆ鹿賀丈史に続いて、最後に水谷と反町が到着すると、会場のボルテージはピークに達した。

水谷は、観客に向けて「ようこそ、相棒ワールドへ」と挨拶。「2000年にこの『相棒』が始まった頃、我々には1つの夢がありました。それは『相棒』で映画を作ること。あるときその夢が叶って、どんなに喜んだことでしょう。そしてこのたび、4回目の夢が叶いました。新しい4代目の相棒・冠城亘くんと、今作では2代目相棒の神戸尊くんも活躍してくれています」と感慨深げに話す。

本作の制作決定の知らせを受けたときのことを、水谷は「率直な感想としては、今まで3人の相棒と映画を作ってきて、ソリ(反町)になって映画がなかったらどうしようと思っていたので、ホッとしたんです」と明かす。それを受けて反町も「僕の代だけ映画がなかったら、恨んでましたよ! それで次の5代目ではあったりしてね(笑)」と笑った。

反町は、2015年から2016年にかけて放送されたドラマ版のシーズン14より参加を果たした。現在はテレビ朝日系でシーズン15が放送中だが、水谷は2人の関係性の変化を「実は『相棒』が初共演で、はじめましてだったんです。最初はお互い緊張していましたが、1シーズンをともに過ごすことでいい距離感になってきた」と語る。さらに反町を「こう見えて優しいんですよ(笑)。優しさがにじみ出てきているのを感じますね」と評価した。一方反町は、うっかり「(現場では)水谷さんが本当に、足を引っ張って……」と言い間違えてしまい、水谷から「何を言ってんの!」とツッコミが。そして、慌てて「リードしてくれて、です!(笑) 4代目相棒に決まったときは本当に緊張やプレッシャーがあったのですが、水谷さんに現場で和ませていただいたり、助けていただいてここまで来れたと思っています」と訂正した。

ピンクカーペットイベントの最後に、水谷は「『相棒』は社会派エンタテインメントとしてやってきていますから、今回はどこまで行けるんだろうと思っていました。『あ、こんな話がまだできるんだ!』と感じるほどの、すごい映画ができたと思っています」と映画をオススメ。反町は、クライマックスのパレードシーンについて「北九州での撮影が本当にすごかったですね。みんなが一丸となって協力してくれたところなので、そこを楽しみにしていただきたいです」とアピールした。

「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」は2月11日より全国ロードショー。なお映画ナタリーでは、このあと行われた舞台挨拶の模様も追ってレポートする。

(c)2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ

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