森下亮「色んな何やねんを味わってもらえます」 (original) (raw)
クロム「たまには海が」稽古中、森下亮「色んな何やねんを味わってもらえます」
2018年3月1日 15:12 2
3月20日に開幕するクロムモリブデンの新作「たまには海が泳げ!」のあらすじが公開され、出演者の森下亮と奥田ワレタからメッセージが届いた。
「夢のまた夢のまた夢は悪夢。」とキャッチコピーが付けられた本作。有名子役のアロエは5年前、近所に住む同級生の父・坂口時男にいたずらされた。そのことにより坂口家の長男は自殺、次男の竜二は母から父親の犯罪を知らされずに育った。一方、被害者一家はアロエを思うあまり、事件が事実だったかどうかを誤魔化しながらやり過ごしてきた。そんなある日、犯人の坂口の出所が決まり……。
上演に向けて森下は、「ここではない別の世界を作ろうとしています。お客さんを別の世界へ連れて行きたいと思っています」と意気込みを述べ、「色んな何やねんを味わってもらえます。お客さんの頭の中を何やねんまみれの楽しいもやもやだらけにしたいです」と語る。一方の奥田も「久々のクロムモリブデンの稽古場、非常に楽しんでおります。タイトル通りの芝居と思います」と述べ、「あまり大きな声を出さない芝居にしたいと思ってます。青木さんは、面白いなぁ。この面白さが、ちゃんと舞台にのりますように! がんばります」と思いを語っている。
公演は3月20日から4月1日まで東京・花まる学習会王子小劇場にて。なお本作は東京・北区王子エリアで開催中の「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」の参加作品となっている。
森下亮コメント
ここではない別の世界を作ろうとしています。
お客さんを別の世界へ連れて行きたいと思っています。
稽古場では作っては壊し作っては壊し、ずっと新しい物、珍しい物を探しています。
敵は過去の自分たち。
30年近くやってもスタイルを確立しないのがクロムの強みかなと思っています。
今回は解かなくていい謎をいっぱい用意してます。
解かなくていい謎って何やねんですよね。
色んな何やねんを味わってもらえます。
お客さんの頭の中を何やねんまみれの楽しいもやもやだらけにしたいです。
奥田ワレタ コメント
久々のクロムモリブデンの稽古場、非常に楽しんでおります。
タイトル通りの芝居と思います。
もしかしたら、少し生きるのが辛い人が見たら、いいのかも、しれませんめちゃくちゃだけど。役には立たないけど多分。
演技体について、もっぱら模索中ですが、本番には間に合うはず。
あまり大きな声を出さない芝居にしたいと思ってます。
青木さんは、面白いなぁ。この面白さが、ちゃんと舞台にのりますように! がんばります。
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- クロムモリブデン
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