第9回せんがわ劇場コンクール結果発表 (original) (raw)
第9回せんがわ劇場演劇コンクール本戦が7月14・15日に行われ、各賞が決定した。
本戦に出場したのは、京都のN2、大阪のコトリ会議、福岡のブルーエゴナク、埼玉のゆうめい、東京のすこやかクラブ、パンチェッタの6団体。各団体とも上演時間40分以内の作品を上演したのち、専門審査員や特別審査員、市民審査員、全ステージの観劇者による投票が行われた。
その結果、グランプリとオーディエンス賞をパンチェッタ「Parsley」が獲得。また演出家賞にはすこやかクラブのうえもとしほ、劇作家賞にはコトリ会議の山本正典、俳優賞にはパンチェッタ、さらに規定の賞ではないが専門審査員からの希望によって設定された特別賞にはゆうめいが輝いた。
パンチェッタは、来年2019年5月に1週間分の劇場ホール及び附帯設備の利用料金が無料となり受賞公演を実施できる権利がグランプリの副賞として、4月に3日分の劇場ホールおよび附帯設備の利用料金が無料となる権利がオーディエンス賞の副賞として贈与される。
パンチェッタの主宰で作・演出・出演した一宮周平は、「一昨年は応募したものの本選に進めず、昨年は応募もしなかったが、今年もう一度チャレンジして、こうして受賞できたことがうれしい。また、アウトリーチなどにも興味があり、せんがわ劇場で今後こうした活動もやっていきたい」と受賞の喜びを語った。
なお専門審査員をステージナタリー編集長の熊井玲、THEATRE MOMENTS主宰の佐川大輔、MONO代表の土田英生、翻訳家の常田景子、FAIFAI / 三月企画の野上絹代が務めた。
リンク
- せんがわ劇場からのニュース一覧
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。