「宝塚BOYS」に良知「ゼロから創ってきた」 (original) (raw)

舞台「宝塚BOYS」が本日8月4日、東京・東京芸術劇場 プレイハウスで開幕した。

本作は、宝塚歌劇団に1945年から54年までの9年間だけ存在した“宝塚男子部”に焦点を当てた作品。辻則彦のドキュメンタリー本「男たちの宝塚~夢を追った研究生の半世紀」を原案に、脚本を中島淳彦、演出を鈴木裕美が手がけ、2007年に舞台化された。以来08年、10年、13年と公演が重ねられ、今回は約5年ぶりの上演となる。

今回の上演版ではシングルキャストの愛華みれ山西惇を除き、team SEA、team SKYの2チームWキャストで上演される。東京公演の8月4日から11日まで出演するteam SEAには過去公演にも出演経験のある良知真次藤岡正明上山竜治石井一彰東山義久のほか、木内健人百名ヒロキが登場。東京公演の8月15日から19日と、その後の愛知、福岡、大阪公演に登場するteam SKYには、いずれも初参加となる永田崇人溝口琢矢塩田康平富田健太郎山口大地川原一馬中塚皓平が名を連ねている。

team SEAの初日に際し、上原金蔵役の良知は「team SEAは、過去『宝塚BOYS』を経験してきた人達が多いチームですが、ほとんどのキャストの役が変わり、関係性も変わるという事で、1からというよりゼロから創って来ました」「一度と言わずに二度三度、四度五度六、七、八公演ありますので(笑)、是非劇場に足を運んで頂いて、応援の程宜しくお願い致します」、太田川剛役の藤岡は「これは俳優としてやってきたご褒美だと捉えて、一公演一公演、大切に大切に演じていきたいと思っております。必ず何か持って帰って頂ける作品です。騙されたと思って(笑)、是非劇場にお越し頂きたいと思っております」と、それぞれコメントしている。

公演は8月19日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、8月22日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、8月25・26日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、8月31日から9月2日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて。

良知真次コメント

「宝塚BOYS」は、前回の4回目から出演させて頂き、僕にとっては二度目の出演になりますが、オリジナルを創る気持ちで出演させて頂いております。役も、前回の竹内役から今回は上原役になります。team SEAは、過去「宝塚BOYS」を経験してきた人達が多いチームですが、ほとんどのキャストの役が変わり、関係性も変わるという事で、1からというよりゼロから創って来ました。いよいよ初日を迎えるということで、初めてご覧になって下さる方、またこの作品を愛して楽しみに待っていて下さるお客様の為に、全身全霊で歌って踊りたいと思っております。一度と言わずに二度三度、四度五度六、七、八公演ありますので(笑)、是非劇場に足を運んで頂いて、応援の程宜しくお願い致します。公演で全て出し尽くしたいと思います。

藤岡正明コメント

いよいよ初日を迎えます。皆が一致団結して本当にこの日を待ちわびておりました。過酷な過酷な稽古の中で、戦ってきた戦友がここにいます。僕にとっては、まさかまた、この「宝塚BOYS」の世界に戻ってくることができると思っていませんでしたので、今回本当に青春が戻ってきたなと思っています。これは俳優としてやってきたご褒美だと捉えて、一公演一公演、大切に大切に演じていきたいと思っております。必ず何か持って帰って頂ける作品です。騙されたと思って(笑)、是非劇場にお越し頂きたいと思っております。

舞台「宝塚BOYS」

2018年8月4日(土)~19日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

2018年8月22日(水)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

2018年8月25日(土)・26日(日)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

2018年8月31日(金)~9月2日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

原案:辻則彦(神戸新聞総合出版センター「男たちの宝塚」)
脚本:中島淳彦
演出:鈴木裕美

キャスト

team SEA

team SKY

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