「ハンサム落語」開幕に平野良「感謝しつつおごらず」 (original) (raw)

昨日11月6日に、東京・CBGKシブゲキ!!で「ハンサム落語 第十幕」が開幕。初日公演に先立ち同日、同劇場で公開場当たりとキャスト挨拶が行われた。

古典落語を現代風にアレンジし、2人1組で掛け合いを披露するシリーズ「ハンサム落語」。本公演には伊崎龍次郎磯貝龍虎小笠原健桑野晃輔反橋宗一郎林明寛平野良松村龍之介宮下雄也米原幸佑和合真一が出演し、「まんじゅうこわい」「芝浜」「死神」「明烏」といった演目を披露する。演出・脚色を手がけるのはなるせゆうせい

場当たりには磯貝と小笠原、宮下と米原が登場。4人のパフォーマンスを見学した伊崎は「先輩がたのうまさに震えていたのですが、僕は僕なりの戦い方でがんばりたい」と気合十分に述べる。本シリーズには2度目の参加となる小笠原は「とにかくお客さまにも楽しさを届けられるように一生懸命がんばっていきたい」と意欲を見せ、同じく2度目の出演となる桑野も「『第十幕』ということで、歴史の重みを感じています。そうそうたるキャストの皆さんが集まった作品の中で僕も輝けるように、セッションを楽しんで落語したいと思います」と意気込んだ。

前回に続いて登場する反橋は「2年連続でこの『ハンサム落語』に出演できてうれしい」と胸の内を明かし、「同じ演目でも、キャストが変わればがらりと雰囲気も変わりますので、その違いを楽しんでいただければ」とアピール。また「お客様に長く愛されているこの作品に出演できて幸せ」と喜びを語るのは和合。上演に向け、「よりたくさんの方に落語という日本の文化を知っていただけるよう、がんばって伝えたい」と抱負を語った。

本作の印象を「本当に答えのない舞台」と述べる米原は、「いくらでも模索、追求できる作品。今回も葛藤しながら楽しんでやれたら」と期待をのぞかせる。2013年の「第一幕」から「ハンサム落語」に出演している宮下は、「出演者の組み合わせで話が大きく変わってくるのが、『ハンサム落語』の見どころ。僕自身もすごく楽しみなので、毎公演しっかりとお客様に届けたい」とコメント。

続いて平野は「『第十幕』までやってこられたことに感謝しつつ、かといっておごらず」と真摯に述べつつ、「『ハンサム落語』の根底には“言葉で楽しみたい、楽しんでいただきたい”という思いがある。今回もその根本にあるものは変わりませんし、どの演目を観ていただいても楽しいと思いますので、ぜひご覧いただけたら」と呼びかける。さらに磯貝は、「本物の落語と同じように、老若男女に親しまれるようにがんばっていきたい」と意気込みを述べた。

公演は11月13日まで東京・CBGKシブゲキ!!で行われ、11月16日から18日には大阪・朝日劇場でも上演される。なお11月18日15:00からの「ハンサム落語 第十幕」千秋楽公演は、FRESH LIVEで生配信される。配信の購入者を対象とした抽選会も実施されるので、ファンはぜひチェックしてみては。

また本公演のDVDが発売されることも決定。発売は来年2019年5月末頃を予定しており、DVDを劇場またはCLIEの通販サイトCLIE-TOWNで発売日までに予約すると、オリジナルハンサム付箋がプレゼントされる。

(c)2018CLIE

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