元旦の会話でつなぐ家族の100年「お正月」 (original) (raw)

元旦の会話でつなぐ家族の100年、「お正月」玉造小劇店が15年ぶりに上演

2018年11月21日 15:16 5

玉造小劇店「お正月」が、来年2019年1月10日から14日まで大阪・ABCホール、1月17日から20日まで東京の座・高円寺1で上演される。

「お正月」は、関西に住むある一家の元旦の会話を切り取り、明治、大正、昭和、平成と100年以上にわたる時間をつなぐ会話劇。1995年にラックシステム名義で初演されて以来、上演が重ねられてきた人気作だ。

脚本・演出のわかぎゑふは、15年ぶりとなる今回の上演にあたり「キッカケは、東日本で起きた大震災でした。実はその前年2010年に一度震災ものに終止符を打つ意味で『お代わり』という芝居を上演したのですが、そのよく年に未曾有の災害が起き、人の住む場所、家族の集い方に改めて気持ちが動き始めたからです。その間にも熊本で、今年は芝居の稽古中だった大阪でもまた大地震がおき因縁を感じています」と、上演意図を明かしている。

わかぎゑふコメント

「お正月」という芝居は1995年、関東大震災を逃れて関西にお嫁に来て71年後に阪神大震災にあった老婦人の記事をヒントにして書き始めました。当時、関西には地震がないという定説があり、沢山の人が関西に移住してきていたようです。作家の谷崎潤一郎もそうだったように記憶しています。この芝居は、関西に住む、ある一家の元旦の日の会話を切り取って、100年以上繋いだだけの会話劇です。しかし、そんな普通の家庭で交わされる会話も、明治、大正、昭和の流れを背景にすると劇的なものになります。何度も戦争や大きな地震があり、自然と言葉に光や影が生まれるのです。
この作品をおよそ15年ぶりにリニューアルして再演する事にしたキッカケは、東日本で起きた大震災でした。実はその前年2010年に一度震災ものに終止符を打つ意味で「お代わり」という芝居を上演したのですが、そのよく年に未曾有の災害が起き、人の住む場所、家族の集い方に改めて気持ちが動き始めたからです。その間にも熊本で、今年は芝居の稽古中だった大阪でもまた大地震がおき因縁を感じています。

お正月の何でもない家族の話を、ぜひ観に来てください! お待ちしてます。

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玉造小劇店配給芝居 vol.24「お正月」

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