iakuの最新作「逢いにいくの、雨だけど」開幕 (original) (raw)

iaku「逢いにいくの、雨だけど」が、昨日11月29日に東京・三鷹市芸術文化センター 星のホールで開幕した。

横山拓也が作・演出を手がける本作は、iakuの最新作。劇中では、仲がよかった2組の家族の一方の子供が、もう一方の家の子供に大きなけがを負わせてしまったことで関係を変化させていくさまを描き、“許す”ことについてを考察する。出演者にはMONOの尾方宣久、劇団赤鬼の橋爪未萠里、ペンギンプルペイルパイルズの近藤フク納葉松本亮、KAKUTAの異儀田夏葉川村紗也、ナイロン100℃の猪俣三四郎が名を連ねた。

開幕に際し横山は、「ネガティブな思い出を抱えながら、ずっと会えていない人のことを思い、鬱々となる。そういう感覚って誰にでも多かれ少なかれあると思います。昔の友人や恋人、場合によっては肉親。そういった人たちに思いを馳せて、前向きな気持ちになれる作品が出来ました」とコメントしている。

上演時間は約2時間。東京公演は12月9日まで行われ、12月21・22日には大阪・八尾市文化会館 プリズムホールで上演される。

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