【公演レポート】過去最大規模の「平田オリザ・演劇展」、会話劇「走りながら眠れ」で幕開け (original) (raw)
青年団「平田オリザ・演劇展 vol.6」が、昨日2月15日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕した。
本企画は平田オリザの中短編を回替わりで上演するもの。今回の演目には青年団での上演は初となる「コントロールオフィサー」や、新演出の「思い出せない夢のいくつか」など、過去最大規模となる全9演目がラインナップされている。初日となった15日は、社会主義運動の中で虐殺された大正時代のアナキスト・大杉栄と、彼の妻・伊藤野枝の最期の2カ月をつづった会話劇「走りながら眠れ」と、東京オリンピックの予選後のドーピング検査室を描いた「コントロールオフィサー」が上演された。
「平田オリザ・演劇展」は3月11日まで。なお「コントロールオフィサー」は上演時間が当初予定されていた60分から30分に変更になったことに伴い、料金が500円値下げされている。
青年団「平田オリザ・演劇展 vol.6」
2019年2月15日(金)~3月11日(月)
東京都 こまばアゴラ劇場
「コントロールオフィサー」
「走りながら眠れ」
「銀河鉄道の夜」
「ヤルタ会談」
「忠臣蔵・武士編」
作・演出:平田オリザ
出演:大塚洋、大竹直、海津忠、秋山建一、島田曜蔵、中藤奨、吉田庸
「忠臣蔵・OL編」
作・演出:平田オリザ
出演:天明留理子、村田牧子、鈴木智香子、長野海、中村真生、西山真来、立蔵葉子(以上、Aチーム)、森内美由紀、黒木絵美花、石橋亜希子、田原礼子、川隅奈保子、永山由里恵、岩井由紀子(以上、Bチーム)、松田弘子、村田牧子、村井まどか、本田けい、申瑞季、南波圭、立蔵葉子(以上、Cチーム)
「隣にいても一人」
作・演出:平田オリザ
出演:山村崇子、秋山建一、海津忠、林ちゑ(以上、Aチーム)、根本江理、太田宏、伊藤毅、福田倫子(以上、Bチーム)、藤谷みき、伊藤毅、吉田庸、木引優子(以上、Cチーム)
「隣にいても一人 韓国版」
作:平田オリザ
翻案:イ・ホンイ
演出:イ・ウンヨン
出演:ナム・ ムンチョル、チョン・スヨン、キム・ドゥボン、ジ・ソイェ
「思い出せない夢のいくつか」
作・演出:平田オリザ
出演:兵藤公美、大竹直、藤松祥子
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リンク
- 平田オリザ・演劇展 vol.6|公演案内|青年団公式ホームページ
- 青年団 SEINENDAN (@seinendan_org) | Twitter
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