ニットキャップシアター「亡者」2本立てが東京へ (original) (raw)

ニットキャップシアター「男亡者の泣きぬるところ / 女亡者の泣きぬるところ」の東京公演が、明日3月27日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕する。

この公演は、ごまのはえが作・演出を手がける二人芝居2作を連続上演するもので、昨年2018年には大阪と福岡で上演が行われた。04年に初演され、17年に新キャスト版として上演された「男亡者の泣きぬるところ」は、エレベーターに閉じ込められた2人の男の秘密が次々と明らかになるコメディ作品で、門脇俊輔と澤村喜一郎が出演する。

一方、17年に初演された「女亡者の泣きぬるところ」は、バツイチの三十代女性と、自殺の請負屋をしている三十代女性という“なんとか幸せになろうともがく女たち”が織りなす物語。こちらには高原綾子と仲谷萌が出演する。

東京公演の開幕に際し、ごまのはえは「私たちは何年に一度かは受難せねばなりません。受難して身も心もボロボロになってこそ、浮かぶ瀬もある世の中です。このお芝居は受難を描きます。しっかりみてご自身の来たるべき受難に備えてください」と観客に呼びかけている。上演時間は途中休憩を含む約2時間15分で、公演は3月31日まで。なお今作は「CoRich舞台芸術まつり!2019春」の最終選考作品となっている。

ニットキャップシアター「男亡者の泣きぬるところ / 女亡者の泣きぬるところ」

2019年3月27日(水)~31日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

作・演出:ごまのはえ

「男亡者の泣きぬるところ」

出演:門脇俊輔、澤村喜一郎
声の出演:佐藤弘樹、西村貴治

「女亡者の泣きぬるところ」

出演:高原綾子、仲谷萌

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