糠信泰州らが“制限解除”!「ペダステ」開幕 (original) (raw)

糠信泰州・猪野広樹らが“制限解除”!舞台「弱虫ペダル」開幕

2019年5月10日 19:00 5

「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~」が本日5月10日に東京・シアター1010で開幕。これに先駆け、昨日9日にゲネプロと会見が行われた。

「舞台『弱虫ペダル』」は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載されている渡辺航のマンガを原作とした演劇作品。最新作となる「制・限・解・除(リミットブレイカー)」では過去作に続き、演出・脚本を西田シャトナーが手がける。

本作で描かれるのは、インターハイ栃木県大会2日目の様子。散り散りになった総北メンバーだったが、なんとか先頭集団に追いついた小野田坂道と今泉俊輔の2人は、箱根学園の葦木場拓斗と新開悠人、京都伏見の御堂筋翔と水田信行と、2日目の優勝を巡って熾烈な戦いを繰り広げる。

この作品が初舞台となる坂道役の糠信泰州は、はつらつとした表情で、自身が演じる坂道さながらにどんどんケイデンスを上げていき、糠信と同じく新キャストの柳川瑠衣秋葉友佑は、巻島裕介と東堂尽八のライバル対決を熱演。このほか、テンポよく展開されていく回想シーンや、沿道の女子ファンに扮したキャストのコミカルなやり取りなども見どころとなっている。

ゲネプロ前に行われた会見にはメインキャスト7人が出席。糠信は少し緊張した様子で、「初舞台、初座長公演ということで、今まで経験したことのない未知の世界に踏み込んでいます」と述べ、「偉大な先輩方が築き上げてきたものをつないでいくために、全力で“制・限・解・除”して千秋楽までやりきりたいと思います」と本作のタイトルになぞらえて意気込みを語る。

猪野は、本格的なレースシーンを初めて演じることに触れ、「今回の稽古で『ペダステ』の洗礼を受けました……(笑)」と苦労を明かしつつ、「3校のエースが優勝争いをしますが、それぞれ勝たなきゃいけない理由や走る理由が明確に違います。そこに注目していただければ」と見どころを挙げた。

百瀬は前作「箱根学園王者復格(ザ・キングダム)」を振り返りながら、「チームから飛び出して、1人で先頭集団に食らいついている鳴子の、この先の熱い展開をぜひ観てください」とコメント。続く飯山は「悠人が兄・隼人へのコンプレックスをどう乗り越えていくのかに注目してほしいです。『これがペダステだ』と思っていただけるように、五月病をぶっ飛ばす勢いでがんばります!」と気合十分の様子で語る。また林野は、自身が演じる御堂筋のプレイスタイルに言及しながら、「削って削って進化を求めるその先にどんな結果が待っているのか、楽しみにしていただけたらと思います」と観客に呼びかけた。

そして柳川は「熱い作品に仕上がっているので、どのシーンも見逃さずに楽しんでください」と手応えを語り、続く秋葉も「レースシーンはもちろん、女子ギャラリーとの絡みも楽しんでもらえたらと思います」と笑顔でコメントした。

上演時間は約2時間10分。シアター1010での公演は5月19日まで行われ、25・26日には大阪・浪切ホールでも上演される。また9月18日には、本公演のBlu-ray / DVDが発売される予定だ。

(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会 (c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、アルテメイト

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