【公演レポート】「プラズマ」開幕、尾形大吾「この作品を無名劇団の代表作といえるものに」(コメントあり) (original) (raw)

「プラズマ」開幕、尾形大吾「この作品を無名劇団の代表作といえるものに」

2019年7月13日 12:38 2

無名劇団「プラズマ」が、昨日7月12日に大阪・あべのハルカス SPACE9で開幕した。

「プラズマ」は、第18回テアトロ新人戯曲賞で佳作に選ばれた中條岳青の戯曲。2009年以来10年ぶりの上演となる今回は、島原夏海が脚色・演出を担当。キャストには劇団Patchの尾形大吾、無名劇団メンバーの島原、泉侃生、太田雄介、木本牙狼、中谷有希、東田萌希が名を連ねている。

開幕に際し座長を務める尾形は、「僕はこの作品を無名劇団の代表作といえるものにしたいと思っています。その決意のこもった大切な作品を、是非劇場に足を運んで観ていただければ嬉しいです」と観客にメッセージを送った。上演時間は約1時間30分。公演は7月15日まで。

※初出時、人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

尾形大吾コメント

今回の無名劇団「プラズマ」は僕にとって初の主演作品になります。初めての「座長」としての責任をとても重く感じました。無名劇団の劇団員は個性派で、その強い個性を最大限に生かした作品になりました。僕はこの作品を無名劇団の代表作といえるものにしたいと思っています。その決意のこもった大切な作品を、是非劇場に足を運んで観ていただければ嬉しいです。

島原夏海コメント

今回の公演は10年ぶりの再演となります。2009年、精華小劇場で上演したこの公演を最後に、劇団は活動休止となりました。一度はほぼ解散状態となった劇団を、新メンバーと共に再復活させたのが4年前。そしてこの作品を10年ぶりに再び上演出来ることに、私自身深い喜びを感じると共に、並々ならぬ決意を持って舞台に挑んでおります。お客様により深くこの作品を届けられるよう、一同千秋楽まで走り抜けます。

中條岳青コメント

13年前に自分が書いた作品が、三たび上演できることを嬉しく思います。過去の遺物をよみがえらせるのではなく、新たなメンバーと演出によって新しく生まれた「プラズマ」の輝きを、一人でも多くの方に目撃していただければと思います。

無名劇団 第31回公演「プラズマ」

2019年7月12日(金)~15日(月・祝)
大阪府 あべのハルカス SPACE9

原作:中條岳青
脚色・演出:島原夏海
出演:尾形大吾、島原夏海 / 泉侃生、太田雄介、木本牙狼、中谷有希、東田萌希

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