「DNA」開幕、「登場人物に自分を投影できる作品」 (original) (raw)
劇団青年座「DNA」が、本日8月16日に東京・シアタートラムで開幕する。
JACROWの中村ノブアキが青年座に初めて書き下ろし、宮田慶子が演出を手がける本作は、“企業もの”と“家庭劇”が融合した作品。働くことに生きがいを感じ、「子供がいなくてもいい」と考える妻と、「夫婦の間に子供がいるのは自然なこと」と考える夫の間には言い争いが絶えない。そんなとき、夫の会社に新しく配属された社員が会社の方針に異論を唱え……。出演者には横堀悦夫、石母田史朗、桜木信介、久留飛雄己、井口恭子、柳下季里、安藤瞳、世奈が名を連ねた。
ゲネプロを観劇した中村は、「舞台上では決して語られない登場人物の生き様が透けて見えることにただただ感心。“演劇は現実世界と地続きである”ことを再確認する。だからこそ登場人物の誰かに自分を投影できる(感情移入できる)作品であるとも。そういう意味で百人百様の感想をもらうことがこの作品の理想かも。とても身近なドラマだと思うので、ぜひ劇場にお越しいただきたい。そして感想をお寄せいただきたい。心からお待ちしております」と来場を呼びかけた。
公演は8月25日まで。なお20日公演の終演後には中村、宮田、MONOの土田英生が登壇するアフタートークが実施される。
リンク
- 劇団青年座 238 DNA
- 劇団青年座 (@_seinenza) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。