突劇金魚2年ぶりの新作長編、テーマは“呪い” (original) (raw)
突劇金魚「墓場のオサムと機嫌のいい幽霊」が、11月8日から10日まで兵庫のAI・HALLで上演される。
「墓場のオサムと機嫌のいい幽霊」は、2017年に上演された、第62回岸田國士戯曲賞最終選考候補作「少年はニワトリと夢を見る」以来、突劇金魚にとって約2年ぶりの新作長編作品。“呪い”のせいで、墓場の小屋に閉じ込められている主人公・オサムの元に、ある嵐の日、びしょ濡れの父娘が訪ねてくる。娘との出会いから、オサムは“呪い”を脱却するため、心の旅を始めることに……。
上演に向けてサリngROCKは「自分の呪いとの闘うオサムの行く末を見届けに来てください。多分、私も、ある意味呪いに縛られながら生きてるので、オサムの気持ちが分かるのです」とコメントした。なお本作は、“骨組”と“墓組”のWキャストで上演され、突劇金魚の山田まさゆきのみ両チームに出演する。
サリngROCK コメント
「主人公のオサムは呪われて生まれてきたために古い墓場の墓守小屋に閉じ込められている」という設定で始まるお話です。
その墓場を訪れて、オサムに関わってくる人々。ずっと一人でひっそり生きていたオサムは、その人々と出会ってどう変わるでしょうか。
呪われていても好きな子と仲良くなりたい。
呪われていても幸せになりたい。
呪われていても自分を認めたい。
自分の呪いとの闘うオサムの行く末を見届けに来てください。
多分、私も、ある意味呪いに縛られながら生きてるので、オサムの気持ちが分かるのです。
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