小田尚稔の演劇「是でいいのだ」4度目の公演 (original) (raw)
小田尚稔の演劇「『是でいいのだ』 “Es ist gut”」が、3月11日から15日まで東京・SCOOLで上演される。
脚本・演出を小田尚稔が手がける「是でいいのだ」は、2016年の初演から繰り返し上演されてきた演目。イマヌエル・カント「道徳形而上学の基礎づけ」、V・E・フランクル「それでも人生にイエスと言う」の2冊を題材にした本作では、新宿のマクドナルドで被災し、国分寺の自宅まで徒歩で帰宅しようとする女の物語が描かれる。出演者には、小川葉、加賀田玲、澤田千尋、橋本清、濱野ゆき子が名を連ねた。
小田は「本作では、2011年3月の東京での出来事と、カントやフランクルの思索との接続が狙いでもあります。登場人物を通して語られる震災直後の東京の風景。そして、このような逆境や、自分の人生の境遇や環境を受け入れて、少しでも前に進んで乗り越えることをこの物語で描いています。『是でいいのだ』の公演も今回で4度目です。今回も素敵な出演者、スタッフの方々に恵まれました。ご観劇頂いたお客様の心のなかにいつまでも残り続けるような、いい上演になるように努めます」とチラシ裏に思いを綴っている。
この記事の画像(全2件)
小田尚稔の演劇「『是でいいのだ』 “Es ist gut”」
全文を表示
このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。小田尚稔 / 橋本清 / 濱野ゆき子 / 加賀田玲 の最新情報はリンク先をご覧ください。
ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします