少年社中・内山智絵の個人ユニット始動、卒業控えた女学生描く「湖国への約束」(コメントあり) (original) (raw)
少年社中・内山智絵の個人ユニット始動、卒業控えた女学生描く「湖国への約束」
2020年8月12日 13:08 1
チエノミ「湖国への約束」が8月28日から30日まで東京・高円寺K'sスタジオ 本館で上演される。
チエノミは、少年社中に所属する内山智絵の個人ユニット。同ユニットの第1回公演となる本作では、卒業を控えた女学生2人の夏物語が描かれる。脚本・演出を手がけるのは、鬼の居ぬ間にの望月清一郎。出演者には、内山とチタキヨの田中千佳子が名を連ねている。上演に際し、望月は「くれぐれもご無理なく、でももし劇場でお会いすることが叶うなら、全力でお迎えさせてください。きっと、楽しい公演になります」とコメントした。
望月清一郎コメント
記憶は風化していきます。
風化していった先には、反復が待っています。
歴史は繰り返す、その言葉こそ真理なのだと思ったりします。
繰り返さないために、繰り返すとしても何がしか善処するために、歴史学があり、伝承があり、血脈があるのだと思います。
今、私たちは少なからず傷ついています。
私たちの「今」はいつか記憶になり、風化の道を辿るのでしょうか。
それとも、辿らずに繰り返すのでしょうか。
でも、そうはしたくない。
だからこそ、前を向くために、この公演があるのだと信じます。
この時世に自身の傷と誇りと血脈。その全てを投げ打ってくださった主宰内山智絵氏、そして関係者一同、この乱文を読んでくださった全ての方に感謝いたします。
くれぐれもご無理なく、でももし劇場でお会いすることが叶うなら、全力でお迎えさせてください。
きっと、楽しい公演になります。
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