「きくたびプロジェクト HOME編」が公開 (original) (raw)
「きくたびプロジェクト HOME編」が公開中だ。
これは、ままごと / ナイロン100°C / スイッチ総研の大石将弘による自主企画。「きくたびプロジェクト」とは、俳優たちが作った“音声”によって、さまざまな角度から作品や場所と出会うきっかけを生み出すことを目指すもので、2018年に第1弾「横浜美術館コレクション編」が公開された。今回は「HOME編」と題し、家や近所など生活空間の中で、風景が少し変わって見えるような音声を展開する。
参加者は、同プロジェクトの公式サイトより作品を選び、自分の好きな場所で、YouTubeまたはSoundCloudから音声を再生して参加者自身の身体と想像力で作品を立ち上げる。
作家には「きくたびプロジェクト」のクリエーションメンバーである大石、北村美岬、革命アイドル暴走ちゃんの江花明里のほか、ロロの三浦直之、ワワフラミンゴの鳥山フキ、滝口悠生らが名を連ね、大石のほか江花、北村美岬、ワワフラミンゴの北村恵、田中美希恵、ブルーエゴナクの平嶋恵璃香らが出演している。
プロジェクトについて大石は「『きくたび』は、音声だけで完結した作品ではありません。 目の前に生身の俳優はあらわれませんが、音声と、あなたのいる空間、そして、あなたのからだと想像力 によって上演される演劇作品になればと思っています。 あなたを通して空間と音声が重なることで、ちょっとだけホームがシアターになる瞬間があれば」とコメントしている。