ダンスで“世の中を探る”ケダゴロの新作 (original) (raw)
ダンスで“世の中を探る”ケダゴロ、延期となった「ビコーズカズコーズ」を上演
2021年5月28日 17:11 51 2 ステージナタリー編集部
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ケダゴロの新作「ビコーズカズコーズ」が、6月17日から20日まで東京・小劇場B1で上演される。
ケダゴロは、2013年12月に下島礼紗と木頃あかねによって結成されたダンスカンパニー。ダンスを“世の中を探る為の一つの手法”と捉えて創作を行っており、過去にはオウム真理教や連合赤軍事件をもとに、“ダンスカンパニーにおける集団的狂気”に迫る「sky」を発表した。
本作は昨年上演される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。今回はその延期公演となる。今作の題材は、1982年に愛媛・松山で元同僚のホステスを殺害し、1997年の公訴時効成立21日前に逮捕された福田和子。振付・構成・演出を手がけるのは下島だ。チラシ裏には作品の内容について「決して実録ではない。これは一人の人間を考察して辿り着いた独我論的肉体感覚」とつづられた。
ケダゴロ 第3回公演「ビコーズカズコーズ」
2021年6月17日(木)~20日(日)
東京都 小劇場B1
振付・構成・演出:下島礼紗
出演:伊藤勇太、木頃あかね、小泉沙織、中澤亜紀、下島礼紗 / 大西薫、平田祐香、竹内春香、浅川奏瑛、鹿野祥平
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