「初情事まであと1時間」三浦大輔が第2話を監督 (original) (raw)
三浦大輔が、MBSのドラマ特区枠で7月22日から放送されるドラマ「初情事まであと1時間」の脚本・監督を務める。
これはノッツのマンガ「初情事まであと1時間」を原作としたテレビドラマ。作中では、カップルが初めて結ばれるまでの1時間を描くオムニバスが展開する。マンガは月刊コミックフラッパー(KADOKAWA)にて連載され、単行本は全3巻が発売中だ。三浦は第2話「初体験まであと1時間」で、大学生カップルの物語を立ち上げる。出演者には萩原利久と木竜麻生が名を連ねた。
三浦は「橋口亮輔監督からお声がけいただき、これはやらないわけにはいかないと二つ返事でOKしましたが、脚本執筆、撮影、編集、全てが時間との戦いになりました(苦笑)」と明かしつつ、「自分らしい『初情事』をポップにエロく、描けたような気がしています。是非、ご覧下さい」とメッセージを送った。
なお監督と出演者は第4話まで明らかになっており、橋口亮輔による第1話「心の容れ物」には工藤阿須加と臼田あさ美が登場。大九明子が手がける第3話「ビフォア」には松雪泰子と大森南朋、そして谷口恒平の第4話「姉と妹」には望月歩、青山美郷、中田青渚が出演する。
ドラマ「初情事まであと1時間」は全12話からなり、そのうち8話は「ドラマ特区」枠で放送され、MBSとテレビ神奈川のほか、千葉テレビ、テレビ埼玉、とちぎテレビ、群馬テレビでも順次放送。またTVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信も行われる。地上波未放送の4話を含む全12話は、TELASAおよびJ:COMオンデマンドほかにて見放題独占配信となる予定だ。
なお三浦が作・演出を手がけるCOCOON PRODUCTION 2021「物語なき、この世界。」は、7月11日から8月3日まで東京・Bunkamura シアターコクーン、7日から11日まで京都・京都劇場で上演される。
工藤阿須加 コメント
橋口監督とはいつかご一緒したいと思っていたので、とても光栄でした。
僕が演じた高山はカスタムドールが趣味で、人形と向き合ったときに初めて自分を知ることが出来た人間です。人には色んな出会いがあって、それぞれ嗜好があって、それは日常に溢れている。人の心が動く瞬間は見ていてすごく面白いですし、スピーディーな展開も見所なのできっと楽しんでもらえると思います。
臼田あさ美 コメント
短い撮影時間の中で、ひとつひとつ大事に、自分の知らない世界に心の違和感を無くすような気持ちで過ごしました。橋口亮輔監督の作品に参加できたこと、監督の演出を感じられたことは、これからも私の中で特別なものになります。第一話「心の容れ物」楽しんで頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
萩原利久 コメント
とてもデリケートなテーマでしたが、なんだか笑ってしまう楽しい台本でした。
現場では木竜さん、三浦監督と1つのセリフ、1つの動きまで細かく細かく話しながら撮影していきました。
こんなことあったなぁ、こんなやついるのか~くらいの優しい目で観てもらえたら嬉しいです。
ぜひ、観てください。
木竜麻生 コメント
短い時間の中で大きな出来事が起こるわけではないけれど、本人たちにとってはとても切実な問題にフォーカスしたお話です。男の子だけじゃなく女の子も、あまり口には出さないけど興味があったり、わからないけどわからないと言えないとか、なかなかここまで本気で間抜けに一生懸命悩んでいる人たちを見られる機会はないので、これから経験する人にも経験がある人にも、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
松雪泰子 コメント
大九監督の台詞を、一つ一つ大切に紡ぐ様に撮影が進んでいきました。人生の一つのタームを終えた男と女の再会。
美しいロケーションの中、穏やかに優しく浸透していく物語...。ふわりとした、優しい余韻が胸に残る、そんな物語です。素敵な大森さんと丁寧に紡ぎました。お楽しみください。
大森南朋 コメント
大九監督の作品に出演するのは初めてですが、今回の脚本はセリフが活き活きしていて生々しく、松雪さんと一緒に演じられるのがすごく楽しみでした。現場では安心感のある松雪さんに頼もしさすら感じました。他の「初情事まであと1時間」たちと並んで、この作品がどのように佇むのか、僕らも楽しみです。
望月歩 コメント
「姉と妹」で芳樹役をやらせていただきました、望月歩です。情事の直前を描く作品の中で、姉と妹という少し危ない雰囲気の題材です。その中でも姉妹の考えてることや関係性だったり、その二人と僕の関係だったりを楽しんでいただければ嬉しく思います。是非、ご覧ください。
青山美郷 コメント
繊細な心の動きが重なり合う台本で、物語の世界に吸い込まれました。
今回、共演させていただいた望月歩さんと中田青渚さん、そして谷口監督の素晴らしい感性に沢山心が動かされ、とても刺激的な時間でした。
中田青渚 コメント
「この二人がこうなるんだろうな」という作品が他の話では多いと思うのですが、「姉と妹」は主人公の芳樹が姉と妹、どっちとくっつくかという三角関係のドキドキ感が見どころだと思います。ぜひこのドキドキを味わってもらえると嬉しいです。
橋口亮輔 コメント
一線で活躍する若手人気俳優から無名の役者までヴァラエティに富んだキャストとのお仕事を楽しみに撮影に臨みました。可笑しくて切ない、少しだけHな肩の凝らないドラマを目指しました。
三浦大輔 コメント
橋口亮輔監督からお声掛け頂き、これはやらないわけにはいかないと二つ返事でOKしましたが、脚本執筆、撮影、編集、全てが時間との戦いになりました(苦笑)。 厳しいスケジュールの中、素晴らしい演技をして下さったキャスト、そして、尽力して下さったスタッフの皆様にこの場をお借りして感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。自分らしい「初情事」をポップにエロく、描けたような気がしています。是非、ご覧下さい。
大九明子 コメント
人に触れるのも、触れられるのも、実際すごく難しい。それをこの1年、ウイルスに振り回されながら再認識している。こんな時代にセックスなんていう恐ろしいものに挑む二人を応援したい。だから今回ほど、描いたカップルたちの幸せを祈ったことはないかもしれない。おかげさまで、私史上初めて、この二人きっと一生別れないな、と思えるカップルも生み出すことができた。幸甚です。
谷口恒平 コメント
ノッツさんによる「物語の最後に必ず初情事を迎える」という発明的なアイデア。そこから生まれた二次創作を、偉大な先輩監督達とともにお送りします! 私は一昨年、登場人物のほとんどがパンツを脱ぐピンク映画を監督しましたが、今回はテレビドラマで裸になるまでのエロスを描きます。キャプチャされた静止画なんかじゃ伝わらないエロさを、視聴者の皆さんと一緒にドキドキしながら見守りたいと思います。
ノッツ コメント
原作を元にしたものからドラマオリジナルまで、実写化していただくにあたり各監督の素敵な持ち味を出していただいています。きっとより生々しいいろんな「初情事まであと一時間」が…。自分も今からドキドキです…。
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MBS ドラマ特区「初情事まであと1時間」
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(c)「初情事まであと1時間」製作委員会