【公演レポート】コロナ禍で苦しむ我々の生活と共鳴する、劇団印象「藤田嗣治」幕開け(コメントあり) (original) (raw)

劇団印象-indian elephant-「藤田嗣治~白い暗闇~」が昨日10月27日に開幕した。

「藤田嗣治~白い暗闇~」は、劇団印象-indian elephant-の「国家と芸術家」3部作の第1弾。同シリーズでは、第二次世界大戦時に“国家”によって翻弄された芸術家に焦点を当てる。

開幕に際し、鈴木アツトは「パリの自由を愛し、猫と裸婦の画家だった藤田嗣治が、いかにして、戦争画制作に巻き込まれていったのか。戦時下に生きる画家の人生が、コロナ禍で苦しむ我々の生活と共鳴する作品です。前売はほぼ完売していますが、配信もやるので、そちらでもぜひ観てください!」とコメントしている。

上演時間は1時間55分の予定。公演は11月2日まで、東京・小劇場B1にて行われ、配信は11月10日12:00から30日23:55まで。なお本日14:00開演回はマキノノゾミ、30日18:00開演回は松田正隆、31日18:00開演回は美術史家でキュレーターの林洋子を迎えたアフタートークが行われる。

劇団印象-indian elephant- 第27回公演「藤田嗣治~白い暗闇~」

2021年10月27日(水)~11月2日(火)
東京都 小劇場B1

作・演出:鈴木アツト

キャスト

藤田嗣治:間瀬英正
ナタリア(娼婦):廣田明代
村中青次(画家):泉正太郎
ユーリャン(モデル):灘波愛
藤田君代(嗣治の妻):山村茉梨乃
多門土郎(小説家志望):杉林志保
山田秋平(画学生):片村仁彦
住喜代志(新聞記者):二條正士
藤田嗣章(軍医):井上一馬

陸軍兵士1:伊藤大貴
陸軍兵士2:浦嶋建太
陸軍兵士3:堀慎太郎

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