ホエイ「ふすまとぐち」10年ぶりに上演 (original) (raw)

ホエイ「ふすまとぐち」が12月4・5日に兵庫・江原河畔劇場で上演される。

「ふすまとぐち」は、劇団野の上が2010年に初演し、2012年には全国ツアーを行った作品。劇中では強烈な嫁いびりから、とある場所に引きこもる桜子を中心とした物語が、津軽弁で紡がれる。山田百次が作・演出を手がけた同作が、今回、山田の参加するユニット・ホエイで上演される。出演者には山田のほか、ホエイの赤刎千久子、青年団の井上みなみ、シンクロ少女の中田麦平成田沙織三上晴佳、ニッポンの河川の森谷ふみが名を連ねる。

ホエイのプロデューサー・河村竜也は公演に向けて「およそ10年前に初演された本作は今でも色あせていないと感じています」と言い、約10年ぶりの上演理由を「コロナのせいで過去は糸が切れたみたいに別世界のようですが、もともと糸は切れていて、その先にある世界を本作は描いているから」とコメント。一方、山田は「豊岡の方々に津軽弁全開のこの芝居がどう映るのか楽しみです」と期待を語った。

河村竜也コメント

およそ10年前に初演された本作は今でも色あせていないと感じています。地方のリアルのある側面。

今回この作品をやってみたいと考えたのは、コロナのせいで過去は糸が切れたみたいに別世界のようですが、もともと糸は切れていて、その先にある世界を本作は描いているからだろうと思います。

山田百次コメント

豊岡の方々に津軽弁全開のこの芝居がどう映るのか楽しみです。

津軽弁だけじゃなく、人の心のうつろうありさまを描いているので、その辺もどうぞお楽しみに。

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