情熱のフラミンゴ「ちょっとまって」が神奈川・兵庫で (original) (raw)
情熱のフラミンゴ初のツアー公演、「ちょっとまって」神奈川・兵庫を巡演
2021年11月28日 11:38 2
情熱のフラミンゴ「ちょっとまって」が、12月9日から12日まで神奈川・STスポット、22・23日に兵庫・江原河畔劇場で上演される。
「ちょっとまって」は、昨年12月にワークインプログレス公演が実施されたのち、今年6月に東京で初演された作品。今回の公演は、情熱のフラミンゴにとって初めてのツアー、かつ初の関西方面での公演となる。また、大幅なテキストレジ、演出の変更がなされるほか、英語字幕付き上演となることも明らかになった。出演者には、ワークインプログレス公演、初演に続き、秋場清之、西田夏奈子、兵藤公美が名を連ねている。
ある日、親友の家に行くと男の死体があった。「なぜそこに死体があるのか?」と疑問に思った登場人物は「ちょっとまって」と繰り返すが……。
脚本・演出を手がける島村和秀は「コロナ禍で創造した『ちょっとまって』は、日本という国の『可笑しさ』を多分に含んだ作品だと考えていますし、今回の上演ではさらに『可笑しさ』に注目し、より人物の関係に重きを置いたテキレジと新演出となりました。結果、可笑しさというのは人間を観察すれば必ず現れるもので、そうした可笑しみを僕は素直に感じて許し合いながら次に進んでいきたいと思っています。ぜひ笑ってください。この可笑しさは、きっと未来、郷愁になりますから」とコメントした。
島村和秀コメント
この度、情熱のフラミンゴでは神奈川県・横浜市と兵庫県・豊岡市の2箇所で「ちょっとまって」を再演します。情熱のフラミンゴとしては初のツアー公演で、関西方面での公演も初めてとなります。
「ちょっとまって」はコロナ禍におけるレパートリーの創造を目指し、2020年12月ワークインプログレス、2021年6月完全版の東京初演、2021年12月ツアー可能な形式での再演出版という経緯を辿った作品で、実質1年かけて時間と予算を分配しながら創作してまいりました。
今回は、ツアー可能な作品創作を目指し、完全版の初演から大幅なテキレジに加え演出の変更が施されています。また、情熱のフラミンゴの目標でもある海外公演ができるよう、YPAMフリンジに登録し、英語字幕付きの上演となります。
感染症の蔓延に乗じて、日本の国柄、人柄というのは顕著に現れたと思います。もちろん、日本のみならず各国の性格も顕になりました。
そんなコロナ禍で創造した「ちょっとまって」は、日本という国の「可笑しさ」を多分に含んだ作品だと考えていますし、今回の上演ではさらに「可笑しさ」に注目し、より人物の関係に重きを置いたテキレジと新演出となりました。
結果、可笑しさというのは人間を観察すれば必ず現れるもので、そうした可笑しみを僕は素直に感じて許し合いながら次に進んでいきたいと思っています。
ぜひ笑ってください。この可笑しさは、きっと未来、郷愁になりますから
情熱のフラミンゴ 第9回公演「ちょっとまって」
2021年12月9日(木)~12日(日)
神奈川県 STスポット
2021年12月22日(水)・23日(木)
兵庫県 江原河畔劇場
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