【会見レポート】舞台「サザエさん」開幕、藤原紀香が意気込み「温かい世界観が伝わる作品に」(舞台写真あり) (original) (raw)

舞台「サザエさん」開幕、藤原紀香が意気込み「温かい世界観が伝わる作品に」

2022年1月30日 22:47 1

舞台「サザエさん」が、昨日1月29日に東京・明治座で開幕した。

「サザエさん」は、長谷川町子の4コママンガに始まり、アニメ化もされている作品。2019年には、アニメ版の放送50周年を記念して、10年後の磯野家を描く舞台「サザエさん」が上演された。今回の公演では、前作のさらに数年後を舞台に、完全新作のオリジナルストーリーが展開される。

脚本・演出を手がけるのは、ONEOR8の田村孝裕。キャストには、サザエ役の藤原紀香、マスオ役の葛山信吾、フネ役の高橋惠子、波平役の松平健、カツオ役の和田琢磨近藤頌利、ワカメ役の本間日陽、タラオ役の大平峻也 、タマ役の酒井敏也らが名を連ねた。なお、和田は東京公演、近藤は大阪・福岡公演に出演する。

28日に行われた合同取材会には藤原、葛山、高橋、松平が出席。藤原は「こうしたご時世ですが、明るくて元気で孤独とか寂しいものが一切なくほっこりするような『サザエさん』の持つ温かい世界観が伝わる作品になるべく我々も稽古をしてきました」「そうしたものが皆様に伝わるといいなと思います」と意気込みを述べる。

葛山は「いろいろと暗く苦しい話題が多いですから、ぜひ劇場に足を運んで楽しんでいただけたらありがたいなと思います」と観客に呼びかけ、高橋は「『サザエさん』は日本の家族の温かさにたくさんあふれていますので、こういう時代に皆さん元気になっていただいて、家族の良さを味わっていただければと思います」とコメント。松平は「前回は10年後の『サザエさん』でしたが、今回はさらにそこから進んでおりますので、みんなの成長ぶりをぜひ見ていただきたいと思います」と見どころを挙げた。

東京公演は2月13日まで。その後、22日から27日まで大阪・新歌舞伎座、3月3日から6日まで福岡・博多座で上演される。

舞台「サザエさん」

※葛山信吾の「葛」は旧字体が正式表記。和田琢磨は東京公演、近藤頌利は大阪・福岡公演に出演。

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※2022年2月26日追記:本公演は2月26・27日の公演が中止になりました。

(c)長谷川町子美術館

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